立川市・作業訓練で色々な対処法を試そう
自己理解を深める軽作業トレーニングの活用法
先週のブログでは、就職活動や働く上で非常に大切になる自己理解の重要性についてお伝えしました。自分自身の強みや弱み、得意なことや苦手な傾向を知ることは、自分に合った働き方を見つけるための第一歩です。今回は、その自己理解を踏まえた上で、当事業所で実施している軽作業のトレーニングについて詳しくご紹介したいと思います。
軽作業トレーニングの共通テーマは分析と対策
軽作業トレーニングと一口に言っても、ピッキング作業や書類の封函、検品作業など、その内容は多岐にわたります。それぞれの作業内容によって実施の目的や目標は変わりますが、すべてのトレーニングに共通して言える最も大切な考え方があります。それが分析と対策です。

軽作業の時間を、単に決められた作業をこなして終わらせる時間にしてしまうのは非常に勿体ないことです。そうではなく、作業を通じて自分の得意なことや苦手なことに関するデータを収集する貴重な機会として活用していただきたいと考えています。
ミスから自分自身の傾向を知るプロセス
例えば、作業に取り組む中でミスが発生してしまったとします。その際、ただ失敗したと落ち込む必要はありません。大切なのは、そのミスがどういう要因で起きたのかを客観的に分析することです。手順の確認不足だったのか、集中力が切れていたのか、焦って確認を怠ったのかなど、原因を探っていきます。
原因を追究していくと、自分はどういうときにミスを犯しやすいのかという傾向が見えてきます。そして分析を踏まえて、ミスを減らすにはどうしたら良いのかという具体的な対策を練ることができます。
手順書を手元に置く、作業の区切りごとに確認作業を挟むなど、対策を考えたら実際に次の作業で試してみます。そして、対策を実施したことでどう変化があったかを確認します。こうした分析と対策の繰り返しが非常に重要となります。
目的に合わせたアプローチでスキルを高める
作業の目的に応じて考えるポイントも変わってきます。正確な作業を行うことを目的としている場合は、どうしたら正確さを向上させることができるかを考えます。チェックの回数を増やす、作業環境を整理整頓するなどの工夫が挙げられます。
集中して作業に取り組むことを目的としている場合は、どうやって集中を維持するかを考えます。姿勢を整える、時間の配分を意識する、適度な緊張感を保つ、逆に緊張を和らげるなどの工夫が考えられます。
それらを考えた上で作業に取り組むことで、自分の現状と対策の手段が見えてきます。それによって自己理解が深まり、自身のスキルの向上を図ることができます。
目的意識を持ってトレーニングに臨むために
作業のトレーニングに取り組む際は、ただ作業を進めるのではなく、その時間をどう使うかを考えながら目的意識を持って取り組んで欲しいと思います。
当事業所では、スタッフが一人ひとりの作業の様子を見守りながら、一緒に分析や対策を考えるサポートを行っています。自分自身の特性を理解し、自分に合った対策を身につけていくことは、就職後の職場でも長く働き続けるための大きな力となります。ぜひ、日々のトレーニングを自身の成長の場として有効に活用していきましょう。
立川センターでは2か月に1度、「オフィスワーク体験会」と銘打って模擬実習の機会を用意しています。
今の自分がどんな時にミスをし、どうすれば集中して作業に取り組むことができるのか、職員目線という客観的な意見を得られる機会となります。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
問い合わせ先
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