fbpx

チャレンジドジャパン・ニュース

News

コーポレート

スキルより大事?仕事の評価と「見え方」仕事の評価は姿勢や態度で大きく変わる

Recently updated on 8月 20th, 2026 at 09:15 pm

こんにちは就労移行支援事業所、チャレンジドジャパン名古屋今池センターです。

皆さんは「仕事で成果を出すために必要なものは何ですか?」と聞かれたら、何を思い浮かべるでしょうか。 専門的な知識やスキル、パソコンの操作能力、あるいはコミュニケーション能力といった答えが多いかもしれません。もちろん、それらはすべて働くうえで非常に大切な要素です。しかし、今回はそれらのスキルとは少し違う、けれど同じくらい、いえ、時としてそれ以上に重要になる「見え方」「見られ方」についてお話ししたいと思います。

仕事の評価を左右する「見え方」

仕事における「姿勢」や「態度」は、あなたが周囲からどう見られるかに直接影響します。
それは、あなたの評価や信頼に大きく関わってくるものです。

例えば、二人の人が同じ内容のデータ入力作業をしていたとします。一人は背筋を伸ばし、真剣な表情で黙々とキーボードを打っています。もう一人は、椅子に浅く腰かけ、時折ため息をつきながら気怠そうに作業をしています。仮に、二人が仕上げた成果物の品質と量がまったく同じだったとしても、周りの人が受ける印象はまったく異なるでしょう。

前者は「真面目に仕事に取り組んでいるな」「集中力があって頼もしい」という評価につながりやすいのに対し、後者は「やる気がないのだろうか」「仕事を任せて大丈夫かな」といった不安や不信感を与えてしまうかもしれません。挨拶ひとつとってもそうです。

相手の目を見て明るく挨拶するのと、床を見ながら小さな声で挨拶するのとでは、相手に与える印象は雲泥の差です。このように、仕事の能力そのものではなく、仕事に向き合う「姿勢」や「態度」といった「見え方」が、あなたの評価を左右することが多々あるのです。

失敗した時こそ問われる「姿勢」

この「見え方」の重要性は、仕事で失敗をしてしまった時に、さらに顕著になります。

誰にでもミスはあります。大切なのは、失敗そのものではなく、失敗した後にどのような態度をとるかです。ミスを指摘された際に、素直に自分の非を認めて謝罪し、「どうすれば改善できるか」を考え、すぐに行動に移そうとする人。その一方で、言い訳をしたり、不満そうな顔をしたり、他人のせいにしようとする人。

あなたが上司や同僚の立場だったら、どちらの人を「これからも一緒に働きたい」「もう一度チャンスをあげよう」と思うでしょうか。答えは明白だと思います。

失敗から学び、次に活かそうとする前向きな姿勢は、たとえミスによって一時的に信頼を損なったとしても、それを取り戻す大きな力になります。むしろ、「失敗しても真摯に対応できる人だ」という新たな信頼を得るきっかけにさえなり得るのです。困難な状況に直面した時こそ、その人の本質的な「姿勢」が問われます。

まずは「形」から入ることも大切

ここまで「姿勢」や「態度」が重要だとお話ししてきましたが、「いきなり意識を変えるのは難しい」と感じる方もいるかもしれません。そんな時は、まず「形」から入ってみることをお勧めします。
まずは「ポーズ」でも構いません。心の中でやる気が湧いてこなくても、まずは「やる気があるように見える行動」を試してみるのです。

例えば、訓練の席に着いたら、まず背筋を伸ばしてみる。人と話すときは、意識して少し口角を上げてみる。説明を聞くときは、手元にメモ帳とペンを用意し、頷きながら聞く。こうした小さな行動の積み重ねが、あなたの「見え方」を少しずつ変えていきます。
そして不思議なことに、形を整えているうちに、気持ちも後からついてくることがあります。背筋を伸ばせば気分が引き締まりますし、メモを取る姿勢でいれば、自然と話に集中できるようになります。周囲からの「真面目に取り組んでいるね」という肯定的な反応が、あなたの本当のモチベーションに火をつけることもあるのです。まずは、できるところから「形」を真似てみましょう。

自分を知る場としての就労移行支援

しかし、自分自身が他者からどう見えているのかを客観的に把握するのは、一人では非常に難しいことです。無意識の癖や表情は、自分ではなかなか気づけません。そこで重要になるのが、私たち就労移行支援事業所の役割です。

ここは、専門スキルを学ぶだけの場所ではありません。集団でのプログラムやスタッフとの面談、他の利用者さんとの関わりを通して、「他者の目に、自分は今どのように映っているのか」を知ることができる貴重な場なのです。

私たちは、皆さんの普段の様子を見ていて気づいたことを、客観的な事実としてお伝えします。「少し声が小さいので、聞き返されることが多いかもしれません」「話すときに下を向く癖があるようです」といったフィードバックは、自分を客観視し、改善していくための大切なヒントになります。就職はゴールではありません。

その職場で長く安定して働き続けることが本当の目標です。そのためにも、この就労移行支援という安心できる環境の中で、自分の「見え方」を意識し、より良い働き方を身につける練習を一緒にしていきましょう。私たちは、そのためのサポートを全力で行います。