働くために必要な本当の力
「働くためには資格が必要ですよね?」、「まずはPCが使えないと就職できませんか?」といった質問を受けることがよくあります。
確かに資格やPCスキルは就職するために必要な力の一つです。しかしそれは一番必要なスキルとは言い難いかもしれません。
働くために必要な力
皆さんは『職業準備性ピラミッド』という言葉をご存じですか?
下の図が職業準備性ピラミッドです。働くために必要な準備をピラミッドとして表しています。
基本的には土台に近い部分程、しっかりとした準備をしていないと就職が難しいと言われています。
例えば皆さんが面接官なら下のAさんとBさんどちらの人を雇いたいですか?
Aさん:
特に特筆した資格はない、PCスキルは普通程度。体調は安定しており、ここ半年気持ちや体調を理由に就労移行などを休んだことはない。また生活リズムも整っており、遅刻などもない。
Bさん:
資格を多数持っており、上級以上のPCスキルをもっている。しかし、ここ半年は体調が安定せず週に1~2日程度、就労移行を休んでいる。また生活リズムの乱れから時折、遅刻などもしてしまう。
能力としてはBさんは魅力的かもしれません。しかしながらBさんは体調に不安があり長く働けるかわかりません。また仕事を頼んでも、翌日出社してくれ保証がありませんから長期スパンで仕事の計画に組み込むことは難しくなります。
反対にAさんは体調が安定しており、それで会社を辞める可能性は低いと考えられます。また毎日定時に出社してくれる可能性が高いので、長期スパンの仕事も頼みやすいです。
つまり職業準備性ピラミッドの下の部分がしっかりしているほど、雇った後の不安が少なく面接官が「雇いやすくなる」というわけです。
チャレンジドジャパンのトレーニングは職業準備性ピラミッドを踏まえて段階的に就職を目指していくことが出来ます。皆さんもチャレンジドジャパンで「安定した就職」を目指してみませんか? お問い合わせをお待ちしております。