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チャレンジドジャパン・ニュース

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忙しそうな人に声をかけるには……

「わからないことがあったら、何でも聞いてね」 新しい職場で必ずと言っていいほど掛けられる言葉です。世間では「聞くことも新人の仕事」とよく言われますが、実際にはそれが一番難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?

今回は、名古屋で就職を目指す皆さんに寄り添う就労移行支援事業所「チャレンジドジャパン名古屋今池センター」が、コミュニケーションの不安を解消するためにご用意しているトレーニングについてご紹介します。

 

なぜ「聞くこと」に苦手意識を感じてしまうのか?

 

仕事中、不明点が出てきたときに「すぐに聞ける人」と「止まってしまう人」にはどのような違いがあるのでしょうか。当センターを利用される方からも、よくこのような切実な悩みを伺います。

  • 「忙しそうにしていると声をかけづらい」
    相手の手が動いているのを見ると、「今邪魔をしてはいけない」と遠慮してしまい、タイミングを逃し続けてしまう。
  • 「なんて声を掛けたらいいのかわからない」
    最初の第一声が出てこない、あるいは自分の状況をどう説明すれば失礼にならないか悩みすぎて、言葉が詰まってしまう。
  • 「恥ずかしい・申し訳ない」 「こんな初歩的なことを聞いたら呆れられるかも」「さっき聞いたばかりなのに」
    マイナスなイメージ、不安がブレーキになってしまう。

こうした悩みは、あなたの能力不足ではありません。ただ「適切な聞き方」のパターンを練習する機会がなかっただけなのです。

 

「機能的コミュニケーション(JST)」

 

こうした「聞きたいけれど聞けない」という壁を乗り越えるために、当センターでは「機能的コミュニケーション(JST:対人技能トレーニング)」という専門的な講座を用意しています。

JSTの特徴は、知識として学ぶだけでなく、実際の職場を想定したロールプレイ(模擬演習)を行う点です。

  • タイミングを見極める: 相手の状況を観察し、「今、1分ほどお時間よろしいでしょうか?」と切り出す練習をします。
  • 伝え方を型にする: 「何について」「どのくらい時間がかかるか」をセットで伝える練習をすることで、相手も答えやすくなり、心理的なハードルが下がります。

スタッフが上司役や同僚役を務め、その場ですぐにフィードバックを行うため、一人で悩むよりもずっと早く「これならできそう」という自信に繋がります。

知識を「実践」に変える!日々の報連相トレーニング

 

週に数回の講座だけでなく、チャレンジドジャパン名古屋今池センターの日常には「聞くスキル」を磨くチャンスが溢れています。

当センターの個別トレーニングでは、あえて「報連相(報告・連絡・相談)」が多く発生する仕組みを取り入れています。 指示を受ける際のメモの取り方から、作業途中の経過報告、そして完了時の確認まで、学んだJSTの知識をすぐに現場(センター内)で実践します。

 

「聞くスキル」が身につくと、就職後が変わる

 

「聞くことも仕事」という言葉の本当の意味は、自分ひとりで抱え込まず、周囲と協力しながら進める勇気を持つことかもしれません。

「忙しそうだから」「恥ずかしいから」と聞けずに止まってしまうのは、あなたが真面目に仕事に取り組もうとしている証拠です。だからこそ、その優しさを「抱え込み」に変えないための技術(スキル)が必要です。

当センターでのJST(機能的コミュニケーション)や、日々の報連相を重視したトレーニングは、単なるマナー教育ではありません。

  • 「いつ、どう話しかけるか」の型を知ることで、心の負担を減らす
  • 「練習の場」で何度も失敗し、自分に合った伝え方を手に入れる
  • 適切に頼ることで、結果として職場での信頼を積み上げる

こうした「聞くスキル」は、一度身につければどんな職場でもあなたを助けてくれる一生の武器になります。

「今はまだ自信がない」という方も、まずは安心できる環境で、スモールステップから練習を始めてみませんか。正解を求めるのではなく、自分なりの「聞き方」を一緒に見つけていく。そんな準備の時間を、私たちは大切にしたいと考えています。