fbpx

チャレンジドジャパン・ニュース

News

コーポレート

スキルより大事? 安定して働く力とは

Recently updated on 7月 6th, 2026 at 12:53 pm

障害者雇用で働く上で一番必要な能力とは?

 

こんにちは名古屋の就労移行支援事業所、チャレンジドジャパン名古屋今池センターです。

就職を目指してスキルアップに励んでいる方々から、「障害者雇用で働くためには、どのような能力が必要ですか?」というご質問をよくいただきます。

多くの方が思い浮かべるのは、専門的なパソコンスキルかもしれません。例えば、設計で使われるCADやデザインで活用されるPhotoshop、Illustratorといったソフトを使いこなす能力。あるいは、グローバルな企業で求められる英語などの語学力でしょうか。もちろん、職場での円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション能力も非常に重要だと考える方は多いでしょう。

 

これらのスキルは、確かに持っていれば大きな強みになりますし、仕事の幅を広げる上で役立つことは間違いありません。しかし、私たちが多くの企業の声を聞き、就職された方々の様子を見てきた中で断言できるのは、これらが「一番大事な能力」ではないということです。では、障害者雇用で働く上で、他の何よりもまず求められる、最も重要な能力とは一体何なのでしょうか。

 

企業が最も評価する「安定性」という能力

 

結論からお伝えすると、障害者雇用で働く上で最も重要視される能力、それは「決められた日数、安定して勤務すること」です。

少し想像してみてください。もしあなたが上司で、チームで一つのプロジェクトを進めているとします。あなたの部下には、非常に高い専門スキルを持っているけれど、明日出勤してくるかどうかがわからないAさんと、スキルはまだ発展途上だけれども、毎日必ず決まった時間に出勤し、真面目に業務に取り組むBさんがいます。あなたはどちらの部下に、責任ある仕事を任せたいと思うでしょうか。

 

おそらく、多くの方がBさんを選ぶはずです。どんなに素晴らしいスキルを持っていても、その人がいなければ仕事は進みません。特に、チームで連携して進める業務においては、一人の欠勤が全体のスケジュールに大きな影響を与えてしまいます。「明日、Aさんは来てくれるだろうか…」と毎日心配しながらでは、安心して仕事を任せることはできません。企業にとって、業務計画を立てる上で、従業員が安定して出勤してくれることは、事業を継続するための大前提なのです。

 

ただいるだけではない「質の高い安定」

ここで言う「安定した勤務」とは、ただ単に会社に毎日出勤すれば良い、という意味ではありません。もう一歩踏み込んだ「質の高い安定」が求められます。

例えば、無事に出勤できたとしても、体調が優れずにデスクに突っ伏してしまったり、集中力が続かずにぼーっとしてしまったりする時間が長いのであれば、残念ながら業務を遂行しているとは言えません。企業が求めているのは、勤務時間中は心身ともに安定した状態で、与えられた業務に集中して取り組めることです。

 

つまり自分自身の体調や精神状態を適切に管理し、日々のコンディションの波を小さくしながら、安定したパフォーマンスを発揮し続ける能力。これこそが、企業が最も評価し、信頼を寄せる「安定性」なのです。この土台があって初めて、CADやPhotoshop、語学力といった専門スキルが活きてきます。

「安定して働く力」を身につけるために

 

この「安定して働く力」は、チャレンジドジャパン名古屋今池センターのような就労移行支援事業所で着実に養うことができます。

 

まず、日々の「通所」そのものが、安定勤務に向けた最高のリハーサルになります。決まった時間に起き、身支度を整え、公共交通機関を使ってセンターに通う。この生活リズムを継続することが、体調安定の基礎を築きます。

さらに、センターでは「安定」を支えるための専門的な講座も提供しています。例えば「自己理解」の講座では、ご自身の障害特性や体調の波が起こるパターン、ストレスの原因などを客観的に分析し、自分だけの「取扱説明書」を作成していきます。どのような時に調子を崩しやすく、どうすれば回復できるのかを自分で理解することで、適切なセルフケアが可能になります。また、「自立機能」といった講座では、具体的なストレス対処法や睡眠の質の高め方、食事管理など、日々の生活からコンディションを整えるためのスキルを学びます。

 

特別なスキルを身につけることも大切ですが、その前に、揺るがない土台となる「安定して働く力」を育ててみませんか。チャレンジドジャパン名古屋今池センターでは、皆さんが自信を持って働き続けられるよう、一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。