【就職活動の第一歩】企業見学で感じた「働く現場」のリアル

企業見学インタビュー~障がい者雇用の職場を見学~
皆様、こんにちは! 北上は丁度桜が見ごろを迎えており、日中は汗ばむほどの陽気を感じる日も増えてきましたね。
新しい年度が始まり、「そろそろ自分も動いてみようかな」と期待と不安が入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな「一歩」を実際に踏み出した利用者のインタビューをご紹介します。企業見学を通じて、どんな気づきがあったのか……ぜひ最後までご覧ください。
皆さんは気になる求人はあったけど、実際の職場の雰囲気や仕事内容がわからず、本当に自身に合っているのか…と不安に思うことはありませんか?求人票に書かれている文字情報だけでは、職場の音や光、働いている方々の表情、全体の空気感といった、大切な情報が得られないことも少なくありません。こうした「見えない情報」が、実は長く安心して働き続けるための重要な鍵となることがあります。そのためチャレンジドジャパン北上センターでは、利用者さんへ企業見学や実習を行うことをお勧めしております。
今回は製造業の企業様が見学をご快諾くださり、その企業に興味がある利用者さんと一緒に実際に働く場の見学し、働いている方にお話を伺いました。今回は企業見学を経ての感想を伺いましたので、ご紹介します。
緊張から確信へ。見学で得られたリアルな職場の姿
Q:企業見学お疲れ様でした。実際に行ってみて、いかがでしたか?
「会社に伺うまではすごく緊張していました」と、利用者さんは見学前の心境を話してくださいました。初めて訪れる場所、会ったことのない担当者の方、そして「働くかもしれない場所」という特別な環境は、誰にとっても緊張するものです。しかし、その緊張は実際に見学が始まると、前向きな発見へと変わっていったようです。
「お会いしてお話を伺い、実際の職場環境を見ることで、自分の中にあったイメージと一致するもの、差異を感じるものを具体的に感じ取ることができ、行ってみてよかったと思いました。」
求人票やホームページから思い描いていたイメージと、実際の現場との答え合わせができた瞬間です。例えば、「整理整頓された静かな環境」というイメージがその通りであったり、逆に「機械音が想像以上に大きかったけれど、耳栓などの配慮があることがわかった」など、良い面も配慮が必要な面も具体的に知ることができました。この「具体的な感覚」こそが、自分に合った職場かどうかを判断する上で何よりも大切な材料になります。
対話と体験で深まる業務理解と安心感
Q:業務内容の説明も伺いましたが、お話を聞いていかがでしたか?
「業務の説明は、どのような仕事を行っているかお話しいただいた後、質疑応答となりました。今まで詳しく知る機会のない業種だったので、どのように業務が進んでいくのか、その中でどのような作業を行うことになるのかを中心に質問を行っていき、都度丁寧な説明をしていただきました。」
未経験の業種に挑戦する場合、仕事の流れや具体的な作業内容がわからず、不安を感じるのは当然のことです。今回の利用者さんは、事前に質問したいことを整理して見学に臨みました。その結果、企業の担当者様から丁寧な説明を引き出し、一つひとつ疑問を解消していくことができました。
特に、「不安を感じていた体を動かす作業についても、実際に作業をしているところを見学し、少し体験もさせていただいたことで、やっていけるかもしれないと感じることができました。」という言葉は非常に印象的でした。障がい特性や体力面からくる不安は、頭で考えるだけではなかなか解消されません。しかし、実際の作業スピードや動きを目で見て、ほんの少しでも体験させていただくことで、「これなら自分にもできるかもしれない」という手応えを感じることができます。百聞は一見にしかず、そして「百見は一験にしかず」です。
さらに、「業務内容については、その人に合ったものを一緒に考えていきたいともおっしゃっていただき、そこでも安心感をえることができました。」という企業の姿勢も、大きな安心材料となったようです。一人ひとりの特性や能力に合わせて仕事内容を調整していきたいという言葉は、障がい者雇用における「合理的配慮」の精神そのものであり、働く側にとって心強い支えとなります。
見学から実習へ。次の一歩を踏み出す意欲
Q:企業見学を経て、実習してみたいという気持ちは強くなりましたか?
「企業見学に伺ってみて、実際に職場に通いながら業務を体験することで、自分の中にある仕事へのイメージと比較検討を行い、ここで働いていけるかを確かめたいという気持ちが高まり、実習への関心も強くなったと感じています。」
企業見学が「点」で職場を知る機会だとすれば、職場実習は「線」で仕事を体験する機会です。一定期間、実際の職場に通うことで、通勤の負担感、一日を通した体力の配分、同僚とのコミュニケーション、お昼休憩の過ごし方など、よりリアルな「働く生活」をシミュレーションすることができます。見学で得たポジティブなイメージや、「できるかもしれない」という感覚が、実習というより長期的な視点から見ても確かなものなのかを検証する大切なステップです。今回の見学を通して、利用者さんの心の中に「ここで働く自分」をより具体的に確かめたいという意欲が芽生えたことが伝わってきます。
実際の職場環境や現場の方からお話を伺うことができ、業務内容や職場へのイメージが深まったようでした。あらかじめ質問したい内容をまとめておき、当日はご自身で質問することができていました。このように主体的に行動できたのも、日々のトレーニングの成果と言えるでしょう。チャレンジドジャパン北上センターでは普段の座学の講座に加えて、企業見学や企業実習などのより実践的なサポートも行っております。ご自身の目で見て、肌で感じて、納得のいく就職を目指してみませんか。ご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。