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JSTで職場コミュニケーション力UPを目指そう!

7/2 機能的コミュニケーション講座でJSTオリエンテーションを実施しました

北上センターでは、7月2日に就労移行支援利用者の方々を対象に、機能的コミュニケーション講座の一環としてJST(Job Skills Training)のオリエンテーションを行いました。

就労移行支援を利用されている方の中には、就職活動や職場でのコミュニケーションに不安を感じている方も少なくありません。円滑なコミュニケーションは、職場環境への適応や良好な人間関係の構築に不可欠です。そこで、北上センターでは、より実践的なコミュニケーションスキルを身につけていただくため、JSTというプログラムを提供しています。

JSTは、職場でのコミュニケーションを円滑に進めるためのトレーニングプログラムです。オリエンテーションでは、JSTの概要や目的、進め方などを説明しました。コミュニケーションスキルは、単に言葉で伝える能力だけではありません。言葉以外の要素、つまり非言語コミュニケーションも非常に重要です。例えば、表情、視線、身振り手振り、声のトーンなどは、相手に与える印象を大きく左右します。言葉で「大丈夫です」と言っても、表情が暗い、声が小さいといった場合には、相手に不安感を与えてしまう可能性があります。JSTでは、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの両方を意識したトレーニングを行います。

JSTの特徴:ロールプレイとフィードバック

JSTの大きな特徴は、ロールプレイを取り入れている点です。ロールプレイでは、実際の職場で起こりうる場面を想定し、利用者同士で上司や同僚役を演じます。例えば、上司に仕事の進捗状況を報告する、同僚に助けを求める、顧客からのクレームに対応するといった場面を想定し、実践的な練習を行います。

ロールプレイを行うことで、単なる知識の習得にとどまらず、実際の場面でどのように振る舞えば良いかを体験的に学ぶことができます。また、他の利用者からフィードバックを受けることで、自分のコミュニケーションの癖や改善点に気づくことができます。例えば、Tさんは報告の際に声が小さくなりがちでしたが、他の利用者からの「もう少し大きな声で話すと自信があるように聞こえますよ」というフィードバックを受けて、声の大きさやトーンを意識するようになりました。

全12回の講座でスキルアップを目指します

北上センターでは、今後計12回にわたってJST講座を実施する予定です。各回で異なるテーマを設定し、段階的にコミュニケーションスキルを向上させていきます。「自分の気持ちや考えを職場の上司や同僚にうまく伝えられるようになる」を目標に、それぞれの課題やレベルに合わせた丁寧な指導を行います。

就職活動中の面接対策としても、JSTで学ぶコミュニケーションスキルは大変役立ちます。面接官の質問の意図を正確に理解し、自分の考えや経験を分かりやすく伝える練習をすることで、自信を持って面接に臨むことができるようになります。

見学・体験、随時受付中!

北上センターの就労移行支援やJSTプログラムにご興味をお持ちの方は、ぜひ見学や体験にお越しください。スタッフが丁寧に説明させていただきます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。