JSTで実践!職場での相談するコツを学ぼう
Recently updated on 4月 13th, 2026 at 04:28 pm

こんにちは。移行支援事業所チャレンジドジャパン仙台長町センターです。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は当事業所で行っているプログラムの中から、職場でのコミュニケーションスキルを実践的に育む「JST(ジョブ・スキル・トレーニング)」について、先日行った内容を交えながらご紹介したいと思います。
JSTとは?職場での円滑なコミュニケーションを目指すプログラム
JSTは「ジョブ・スキル・トレーニング」の略で、仕事をする上で必要となる様々なスキル、特にコミュニケーションスキルに焦点を当てたプログラムです。職場では、上司への報告・連絡・相談、同僚との連携、指示の受け方、質問の仕方など、多様な場面で他者とのやり取りが発生します。業務を円滑に進め、良好な人間関係を築くためには、こうしたコミュニケーションが非常に重要になります。
JSTでは、実際の職場でありそうな具体的な場面を想定し、スタッフや他の利用者さんと一緒にロールプレイ(役割演技)を行います。実践と振り返りを繰り返すことで、「知っている」だけでなく「できる」スキルとして定着させていくことを目指しています。
先日のテーマは「職場で相談をする」
先日のJSTでは、「職場で相談をする」というテーマを取り上げました。
皆さんは、仕事で困ったことがあった時、上司や先輩にスムーズに相談することができるでしょうか。「相談する」という、一見すると簡単な行為に、苦手意識を感じている方は少なくないかもしれません。
「上司が忙しそうで、話しかけるタイミングが分からない」
「こんな些細なことで時間を取らせてしまうのは申し訳ない」
「そもそも、何からどう伝えれば良いのか、頭が混乱してしまう」
プログラムの冒頭で参加者の皆さんに聞いてみると、このような不安や悩みの声が多く聞かれました。分からないことをそのままにしてしまうと、後で大きなミスにつながったり、ひとりで抱え込んで精神的に辛くなってしまったりすることもあります。だからこそ、「相談する」スキルは、安心して働き続けるために身につけておきたい大切なスキルなのです。
実践!ロールプレイで見えた「相談上手」へのヒント
今回のプログラムでは、「相談する側」と「相談される側」に分かれて、実際に相談する場面のロールプレイを行いました。ロールプレイ後の振り返りでは、参加者の皆さんから「相談上手」になるための様々なヒントや工夫が共有されました。
まず多く挙がったのが、「クッション言葉」を効果的に使うという意見です。「お忙しいところ申し訳ありません」「今、少しお時間よろしいでしょうか?」といった一言を添えるだけで、相手への配慮が伝わり、話を聞く態勢を整えてもらいやすくなります。相手の状況を気遣う姿勢を見せることが、円滑なコミュニケーションの第一歩になります。
次に、「伝えたいことを事前にメモしておく」という準備の大切さも話題になりました。焦っていると、本当に聞きたいことが抜け落ちてしまったり、話がまとまらずに長くなってしまったりしがちです。相談したい内容、現在の状況、自分はどうしたいのかなどを簡単に整理しておくだけで、落ち着いて的確に伝えることができ、相手も状況を素早く理解することができます。
他にも、「相手の目を見て話す」「声のトーンや大きさに気を付ける」「デスクの横ではなく、正面から話しかけるなど、相手との距離感を意識する」といった、話し方や立ち居振る舞いに関するポイントもたくさん出てきました。これらはビジネスマナーであると同時に、相手に敬意を払い、誠実な気持ちを伝えるための重要な要素です。
ひとりで悩まず、みんなで学ぶJSTの魅力
JSTの大きな魅力は、このように自分ひとりでは気づかなかった視点や考え方にたくさん触れられる点にあります。他の方が実践する様子を見たり、振り返りで意見を聞いたりする中で、「そういう伝え方があったのか」「その準備は思いつかなかった」といった新しい発見が数多く生まれます。自分とは違うやり方を知ることで、コミュニケーションの選択肢が広がり、様々な状況に対応できる柔軟性が身についていきます。
自分自身の課題について客観的なアドバイスをもらえるだけでなく、他の方の意見を聞くことで、自分の悩みは特別なものではないと気づき、安心感を得られることもあります。
このように、JSTは様々な意見交換を通じて、実践的なスキルと自信を育んでいける貴重な機会です。
当事業所では、今回ご紹介した「相談の仕方」のほかにも、様々なテーマでコミュニケーションプログラムを実施しています。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。