JSTはどんなときに役に立つ・・・？

JSTのお話をします。ジョッブスキルトレーニングの頭文字をとってJSTです。似たようなものにSSTがあります。こちらはソーシャルスキルトレーニングです。前者は職場で、後者は日常の生活の場で、それぞれどのように他者とコミュニケーションを成立させるかというトレーニングになります。SSTは病院のデイケアセンターや医療の一環として採用されています。就労移行支援事業所では職場の環境に焦点を置いたJSTでのロールプレイを採用しています。

こんなことがありました

出勤して制服に着替え現場でお仕事を始めたものの、どうも気分がよくない。でも時間が経てばいつもの自分に戻るかもしれないし、一緒に仕事をしている上司は忙しそうだ・・・。同僚にも迷惑をかけたくない。まして自分から声がけするのも恥ずかしい、とためらっているうちどんどん気分は悪い方へ向かいました。体調が悪くなり始めた際、同僚の方が異変に気付き休憩室まで連れて行ってくれました。その間、皆で行う作業は中断され、他の方に迷惑をかけてしまいました。

まとめ

JSTでは「忙しい上司に話しかける」や「職場で不調を訴える」など、仕事をすればどなたにでも起こりうる現実的な状況に即して、参加者の皆さんでロールプレイを行います。得意でない方は、うまくできた方のロールプレイを見て参考になるものがあるはずです。うまくできた方も、みなさんからどういった点がよかったと意見を聴くことで新しい発見がきっとあるはずです。

山形センターのJSTにぜひ参加されませんか。ご見学・ご体験いつでもお待ちしております！