講座紹介【問題解決技能訓練】
Recently updated on 9月 25th, 2024 at 11:47 am
皆様こんにちは。チャレンジドジャパン藤沢センターです。以前ご紹介したJST講座では、決まったテーマに沿って皆様から意見を募り職場でのコミュニケーションについて検討するということをご紹介いたしました。今回はJST講座から発展した【問題解決技能訓練】についてご紹介いたします。
皆様の困ったに対応いたします
JST講座は職場で想定されるコミュニケーションについて全12回のテーマをもとに話をしますが、問題解決技能訓練は、皆様の日常や過去の職場での困りごと、訓練中の困りごとなど、「問題・困りごと」に対して、現実的な解決策を選べるようになるための訓練プログラムです。
問題解決技能訓練の流れ
STEP1.解決したい問題の内容を発表
参加者の皆さんから、ご自身が困っている問題や内容について発表をしていただきます。
例:「朝起きられない。」
「失敗したときに謝罪ができなかった。」
STEP2.目標の設定
問題に対して結果的にどのようになりたいのか、どのようにしていきたいのかの目標を立てていただきます。
例:「時間通りに起きられるようになる。」
「自分から報告し謝罪をする。」
STEP3.問題状況の把握
困っている問題に対して、いつ・どこで・誰と・どのような状況なのかということを客観的にみて分かるように整理していきます。出題している以外の利用者の方は、状況がわからない際にはここで質問をしていただきます。
例:いつ「朝」 どこで「家」 どのような状況「アラームに気付かない」
いつ「勤務時間中」 どこで「職場」 誰と「上司」 どのような状況「ミスに気付いたが、怖くなって報告しなかった」
STEP4.解決策案を出し、選択判断する
講座に参加している利用者の方から、解決策案をリストアップしていただきます。リストアップした解決策について、それぞれ「効果性」と「現実性」を、問題を出題した利用者が検討し、最終的にどれを実行するかを選択し、決定します。
例:「目覚まし時計を寝床から離れた場所に設置する」
「ミスを発見したら、まずは水分をとり呼吸を整える」
過去藤沢センターでは
・朝どうしても二度寝をしてしまう
・入力のミスを減らしたい
・帰宅後にスマートフォンを使用しているとあっという間に時間が経過してしまう
といったような内容がありました。 ご自身で悩み続けるより、他者からたくさんの意見を聞くことで新しい解決策を見つける手掛かりになるかもしれません。
皆様もお悩みのことはございませんか?いきなり集団に参加するのは緊張感が高いと思います。問題状況分析シートを利用して職員と個別に行うこともできますので是非一度体験してみませんか。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。