金沢区の就労移行支援 憧れの病院へ就職を決めたKさんの体験談

こんにちは!金沢文庫センターです。
木々が色とりどりに染まり、本格的に秋の自然を楽しめるようになってきました。
今月、金沢文庫センターで訓練をされていた2名の方が、この度晴れて就職を勝ち取られました。
前回のEさんに引き続き、今回は病院での看護サポートのお仕事に就職を決められたKさんに、就職までの道のりやチャレンジドジャパンでの経験についてインタビューしました。
Kさんが担当するのは、病室の清掃や看護師の業務補助など、病院の裏方として幅広くサポートするお仕事です。
新たにキャリアをスタートさせるKさんが、今までの訓練で身につけたことや就職活動にあたって努力したことなど、さまざまな貴重な体験についてお伺いしていきます。
訓練を通じた自身の変化
Kさんがチャレンジドジャパンに通い始める前、不安に感じていたことは何だったのでしょうか。
「2年間の通所期間で就職できるのか不安がありました。」
就労移行支援事業所の利用できる期間は、原則として2年間と定められています。
限られた期間の中では、体調管理から就職活動まで、どのようなスケジュールで取り組んでいくのかが非常に重要です。そのためチャレンジドジャパンでは、都度利用者の方への面談やヒアリングを行い、2年以内の訓練でその方に合った企業に就職できるよう、計画的にサポートしていきます。
では、実際に通い始めてから、自分自身で「変わったな」と感じる部分についてお聞きします。
「通い始めるまでは自分のことしか考えられなかったのですが、講座や他の利用者さんとの関わりを通じて、他の利用者さんのことまで考えられるようになりました。」
ご自身の障害や就職活動の不安で、ついつい自分のことで手一杯になってしまう方も多いのではないでしょうか。
Kさんはそんな中でも、コミュニケーションや自己理解などの講座で学んだことを日々の訓練でも積極的に実践し、気持ちに余裕をもって周囲と関わることができるようになっていきました。こうしたスキルは就職後にも役立てられそうですね。
通所中の学びと壁の乗り越え方
様々なプログラムにチャレンジしていたKさんですが、中でも特に役立ったものは何でしょうか。
「対人行動講座ではアサーティブなコミュニケーションを学び、さわやかに相手に伝える方法を練習できました。
自己理解講座では自分についての理解を深め、どうすれば調子のよい自分を保つことができるのかを考えることができました。
社会生活スキルでは絵画、UNOなどを行い、プログラミング講座ではマインクラフトに取り組むことで、リフレッシュする方法を学ぶことができました。」
Kさんに挙げていただいた通り、チャレンジドジャパンでは、就職準備のための講座から自身の障害特性理解やコミュニケーションについて学ぶ講座まで、幅広くご用意しています。
日々の生活の中でちょうどよく息抜きをするための余暇スキルについても、ゲームや脳トレなどを通じて楽しく学ぶことができます。
また、月に2回程度実施しているプログラミング講座では、『マインクラフト』を用いて建築をしたり、回路を組んだりすることで、基礎的なプログラミングを体験できます。
続いて、通所中に壁にぶつかった経験とその乗り越え方についてもお聞きします。
「苦手な方と出会ってしまい、精神的に不調になっていた際、チャットで話を聞いてもらったり、職員の方に直接話を聞いていただいたりしながら乗り越えました。」
仕事や日常生活において、苦手な人と関わらざるを得ない場面というのは起こりうるものです。
Kさんはそんなとき、講座で学んだことを活かして、「自分はどうしたら気持ちを切り替えられるか」「どうしたら苦手な人とうまくコミュニケーションが取れるか」を考え、周囲の人に相談しながら対策を検討したそうです。
自分なりの気持ちの保ち方や、自分も相手も傷つかないコミュニケーションの取り方を見つけ、実践することで、少しずつ克服していくことができていました。
就職活動のプロセス
ここからは実際の就職活動についてお聞きしていきます。
Kさんは就職活動にあたり、どのような部分を重視していたのでしょうか。
「医療系の業界を目指しました。
その理由は、周囲の友人が医療系の仕事をしていて憧れだったのもあるのですが、患者様や看護師の方をはじめ、医療関係者の皆様を裏方から支え、自分なりに社会に貢献したいと考えたからです。」
では、面接練習で受けたアドバイスや、本番で緊張した質問はあるでしょうか。
「アドバイスいただいたのは、『自信がつくまで練習する』『質問が終わったことを確認してから話す』ことです。
本番では練習通り、口角を上げて柔らかい印象で話せたので、あまり緊張しませんでした。」
ご自身の希望の業界に就職を決め、憧れを実現したKさん。その成功の秘訣は、とにかく面接練習を重ねることだそうです。
志望動機や自己PRを丁寧に仕上げるのはもちろん、それを面接の場で、自分の言葉で伝えなければなりません。Kさんは伝えたいことをしっかり頭に入れるために、とにかく毎日スタッフと練習し、都度伝え方や内容をブラッシュアップしていきました。その結果、自信に繋がり、面接本番でもリラックスして話すことができていました。
また、Kさんは企業実習にも参加されていました。実習に行く前と後で、仕事に対するイメージの変化があったかお聞きします。
「農園の実習に行った際、行く前はかなり体力を使うので大変なイメージがありました。
行った後は体力を使うのはもちろんのこと、達成感を同時に味わうことができ、やりがいのあるイメージに変わりました。」
「達成感を得られる」という点は、どんな業種・業界でも仕事へのやりがいに直結する重要なポイントだと思います。その企業で働く人とのコミュニケーションや実際の仕事を通じて、仕事に対するイメージや、自分が働くイメージをより具体的にできることは、企業実習に参加する大きなメリットと言えるでしょう。
悩みをもつ方へのメッセージ
最後に、今、就労移行支援事業所への通所を迷っている方への温かいメッセージをいただきました。
「最初は不安だと思いますが、スタッフの皆さんが親身に支えてくれます。
ここで学ぶことはすべて、自分の自信や就職に繋がります。焦らず自分のペースで大丈夫ですので、まずは一度見学や体験しに来てみてください。応援しています。」
Kさん、本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
チャレンジドジャパンでは、今後もフォローアップ面談や定着面談を通してKさんを支えていきます。
就職活動に対して不安や悩みを抱えている方は、是非一度チャレンジドジャパン金沢文庫センターへ足を運んでみてください。
体験・見学も随時受け付けておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしています!