金沢区の就労移行支援 ただの日直じゃない!朝礼当番のすごい効果朝礼当番は仕事スキルを学ぶ実践訓練

一日の始まりを支える「朝礼当番」
こんにちは!チャレンジドジャパン金沢文庫センターです。
皆さんは、一日の始まりをどのようにスタートさせていますか?金沢文庫センターでは、毎朝利用者の皆さんとスタッフが全員集まり、「朝礼」を行うことから一日が始まります。この朝礼は、センター全体の気持ちを一つにし、その日の訓練に向けて意識を高めるための大切な時間です。そして、その中心となって朝礼を運営する重要な役割が「朝礼当番」です。
今回は、金沢文庫センターの大きな特徴の一つでもある、この朝礼当番の仕事内容と、その活動がどのような訓練に繋がっているのかをご紹介します。
朝礼当番の具体的な仕事内容
朝礼当番の仕事は、朝礼の司会進行だけではありません。センターが一日スムーズに運営されるための、様々な業務を担います。
まず、朝礼の時間になると、当番は皆さんの前に立ち、「おはようございます!」という元気な挨拶から朝礼を始めます。その日の連絡事項を伝えたり、スピーチを行ったりと、まさにその場の「顔」となる役割です。
また、一日のリズムを作る「号令」も当番の大切な仕事です。「訓練開始」「休憩」「訓練再開」「終礼」など、時間ごとにセンター全体に響き渡る声で号令をかけ、皆の意識を切り替えるきっかけを作ります。
朝礼の最初に行うモーニングエクササイズも、当番が準備を担当します。エクササイズの動画をスクリーンに映し出すため、プロジェクターやパソコンのセッティングを行うのも仕事の一つです。
さらに、裏方の仕事も欠かせません。皆が気持ちよく使えるように、シュレッダーに溜まったゴミを回収して捨てる作業や、コピー用紙が少なくなっていないか確認し、少なければ補充する作業も行います。これらの業務は、オフィスの環境を維持するために不可欠な仕事です。
毎週金曜日には、これに加えて特別な仕事が追加されます。それは、センターで利用するお茶やコーヒー、お菓子といった備品の在庫と賞味期限のチェックです。何がどれくらい残っているか、期限が近いものはないかを確認し、報告することで、計画的な備品管理に貢献します。
「仕事」を通じて身につけるタイムマネジメント能力
朝礼当番は、普段ご自身が取り組んでいる個別訓練やグループワークに加えて、これらの業務を行わなければなりません。そのため、自然とタイムマネジメント能力を養う絶好の機会となります。
例えば、「朝礼が始まる前にプロジェクターの準備を終わらせよう」「午前中の休憩時間中にシュレッダーのゴミを回収しよう」「自分の訓練の合間にコピー用紙の在庫をチェックしておこう」というように、常に時間を意識し、効率的に動くにはどうすればよいかを考える必要があります。
これは、実際の職場での働き方そのものです。与えられた自分の仕事だけではなく、チームや部署全体のことを考え、複数のタスクを同時並行で管理していく能力は、どんな職種においても求められます。朝礼当番の活動を通じて、こうした実践的な自己管理能力と段取り力を、日々の業務の中で無理なく身につけていくことができるのです。
人前で話す自信をつける実践の場
「大勢の人の前で話すのは苦手…」と感じる方は少なくないかもしれません。朝礼当番は、そうした方々にとって、安心して挑戦できる貴重な訓練の場となります。
毎朝、利用者の皆さんやスタッフの前で司会進行を務めたり、センター全体に聞こえるような大きな声で号令をかけたりすることは、最初はとても緊張するかもしれません。しかし、金沢文庫センターは失敗を恐れずに挑戦できる場所です。たとえ少し言葉に詰まっても、声が小さくなってしまっても、周りの皆が温かく見守ってくれます。
金沢文庫センターでは、この朝礼当番を毎日交代で担当しています。そのため、誰か特定の人だけが担うのではなく、利用者の皆さん一人ひとりに経験するチャンスが巡ってきます。
最初は緊張で顔がこわばっていた方も、回数を重ねるうちに少しずつ堂々と話せるようになり、声も自然と大きくなっていきます。この「できた」という小さな成功体験の積み重ねが、大きな自信へと繋がっていきます。ここで培われた自信は、就職活動における面接や、就職後のプレゼンテーション、会議での発言など、様々な場面で必ずあなたの力になってくれるはずです。
朝礼当番は、単なる「日直」のような役割ではありません。責任感、タイムマネジメント能力、コミュニケーション能力、そして人前で表現する力など、就職後に必要となる様々なスキルを総合的に、そして実践的に学ぶための重要な訓練プログラムなのです。
チャレンジドジャパンでは、こうした日々の活動を通して、皆さんの「働く力」を育むサポートをしています。ご興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。