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疲れやすい私でも、働けますか?働くための体力、身につけませんか?

Recently updated on 8月 10th, 2026 at 04:47 pm

厳しい暑さと「働く」ということ

こんにちは。就労移行支援事業所のスタッフです。

猛烈な暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ここ名古屋では連日38度を超える日が続き、体感や場所によっては40度を超えているのではないかと感じるほどの酷暑に見舞われています。

これほど暑いと、ただ外を歩くだけでも体力を消耗します。ましてや、毎日決まった時間に起きて準備をし、職場へ向かう「通勤」だけでも、大変なエネルギーが必要です。そして、職場に着いてからは集中して仕事に取り組むことが求められます。

このように考えると、「働く」という行為は、私たちが想像する以上に多くの体力を必要とすることがわかります。体力に自信がない、疲れやすいと感じている方にとって、この暑い夏は特に、働くことへの不安を大きくさせる季節かもしれません。

働くために必要な「体力」とは

「体力」と聞くと、多くの方は運動能力や、重いものを持つ力といった「身体的な強さ」をイメージするかもしれません。もちろん、それらも働く上での重要な要素です。健康を維持し、日々の業務をこなし、通勤を続けるためには、基礎的な身体の体力は欠かせません。

しかし、長く働き続ける上で必要となる体力は、それだけではありません。実は、私たちの体力は「ストレス」と非常に密接に結びついています。ある研究では、人間は強いストレスを感じる環境にいると自律神経が過剰に刺激され、エネルギーの消費が激しくなり、通常よりも格段に疲れやすくなるというデータが示されています。

つまり、人間関係の悩み、仕事のプレッシャー、環境の変化といった精神的な負荷も、私たちの体力を直接的に奪っていくのです。どれだけ身体を鍛えていても、心が疲弊していれば、体は重く感じ、気力も湧いてきません。長く安定して働き続けるためには、身体的な体力と、ストレスに対応するための「心の体力」の両方がバランス良く備わっていることが理想と言えるでしょう。

就労移行支援で「働けるカラダ」の土台をつくる

体力に自信がない、ストレスを感じやすい、といった不安を抱えながら、一人で就職活動を進めるのは簡単なことではありません。就労移行支援事業所は、そうした方々が安心して「働くための準備」を整える場所です。

私たちの事業所では、まず「通所」という形で、決まった日時に決まった場所へ通う練習から始めます。これ自体が、生活リズムを整え、通勤を想定した基礎体力を自然と向上させるトレーニングになります。また、プログラムの中には、心身のリフレッシュを目的とした軽い運動を取り入れているものもあり、無理のない範囲で体づくりをサポートします。

さらに、私たちは「心の体力」づくりにも力を入れています。ストレスマネジメントのプログラムでは、自分がどのような状況でストレスを感じやすいのかを客観的に分析し、その対処法を学びます。怒りや不安といった感情との上手な付き合い方や、効果的なリラックス方法などを身につけることで、ストレスによる消耗を減らし、心の安定を保つ力を養います。

客観的なデータで自分の「現在地」を知る

就労移行支援の大きなメリットの一つに、自分の状態を客観的に把握できることがあります。例えば、毎日の通所の記録は、そのままあなたの「体力のデータ」となります。「週に何日、何時間活動できたか」という実績は、あなた自身がどれくらいの負荷になら耐えられるのかを示す、信頼できる指標です。

この客観的なデータを元に、スタッフと一緒に「自分に合った働き方」を具体的に考えていくことができます。「最初は週3日の短時間勤務から始めよう」「この業務なら集中力が続きそうだ」といったように、自分の体力や特性に合わせた現実的な目標設定が可能になるのです。これは、やみくもに就職活動をするのではなく、自分を知ることから始める、持続可能な働き方への第一歩です。

体力への不安は、決して特別なことではありません。大切なのは、その不安から目をそらさず、自分に合った方法で少しずつ自信をつけていくことです。もし、あなたが働くための体力に不安を感じているなら、一度、私たちにご相談ください。一緒に、あなたの「働けるカラダ」づくりを考え、サポートさせていただきます。