人間関係が楽になる!自己理解のススメ!自分を知るワークで対人スキルアップ

皆さま、こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパン仙台長町センターです。
日々の生活や仕事において、他者との円滑なコミュニケーションは欠かせない要素です。特に就職活動の面接場面や、就職後の職場環境では、自分の考えを適切に伝えたり、相手の意図を汲み取ったりする対人スキルが求められます。その土台となるのが、自分自身を深く理解する「自己理解」です。今回は、チャレンジドジャパンで行っている「対人行動」のプログラムの中から、自己理解を深めるための取り組みについてご紹介します。
自分を知る第一歩「対人行動」プログラム
チャレンジドジャパンでは、安定した就労を目指すために様々なプログラムを提供しています。その中の一つである「対人行動」のプログラムでは、他者とのより良い関係性を築くためのスキルを学ぶことを目的としています。円滑なコミュニケーションのためには、まず自分自身がどのような人間であるかを知り、それを相手に的確に表現できることが重要です。そこで、このプログラムでは自己表現の基礎となる自己理解を深めるためのワークに力を入れています。自分自身のことを客観的に見つめ直す機会を持つことで、他者との関わり方における自分の傾向や課題を発見し、改善へとつなげていきます。
「20の私」で見つける自分の特徴
プログラムでは、まず「私は〇〇です」という文章を20個書き出す「20の私」というワークに取り組みます。これは、自分を構成している要素を言葉にして可視化していく作業です。例えば、「私は読書が好きです」「私は朝が苦手です」「私は慎重な性格です」といったように、自分の趣味や嗜好、性格、身体的な特徴、得意なこと、苦手なことなど、思いつくままに書き出していきます。最初は20個も思いつかないと感じるかもしれませんが、普段は意識していないような些細なことでも構いません。このワークを通して、自分では当たり前だと思っていたことが、実は自分を特徴づける大切な要素であることに気づかされることも少なくありません。頭の中だけで考えている自分と、実際に書き出してみる自分との間にあるギャップを発見する良い機会にもなります。
多角的な視点で自分を整理する
「20の私」を書き出した後は、それらの言葉をさらに深く掘り下げていきます。書き出した20の要素を、外面的な特徴と内面的な特徴、長所と短所、そして自分が大切にしている価値観というような、いくつかの視点から分類し、整理していくのです。この作業を行うことで、自分という人間を多角的に捉えることができるようになります。例えば、「人見知り」という特徴は短所と捉えがちですが、見方を変えれば「相手の様子をじっくり観察できる」という長所にもなり得ます。このように、一つの特徴を異なる側面から検討することで、自分の特性に対する理解が深まり、より肯定的に自己を捉えるきっかけにもなります。
「ベスト5」で知る、自分らしさの核
様々な視点から自分を整理した後、最終的にその中から「これぞ自分だ」と最も強く思えるものを5つ選び抜きます。この「ベスト5」は、単なる自分の好きなところや得意なことのリストではありません。それは、自分という人間の根幹を成す、自分らしさや自分が本当に大切にしている価値観を表す、非常に重要な要素となります。この自分らしさの核となるものをしっかりと把握しておくことは、今後の人生における様々な選択場面で、自分らしい判断を下すための揺るぎない指針となります。迷ったときや自信を失いそうになったときに立ち返るべき原点として、自分を支えてくれる力になるでしょう。
自己理解が拓く、良好な対人関係
このようにして自己理解が進むと、自分の得意なことや苦手なこと、どのような状況で力を発揮しやすく、どのような場面でストレスを感じやすいのかが明確になります。それにより、苦手な状況を避けるための工夫をしたり、自分の得意な分野で積極的に貢献したりといった、具体的な対処が可能になります。また、自分の特性を理解していると、必要な配慮やサポートを周囲に的確に伝えることもできるようになります。自分を理解し、それを適切に表現できるようになることは、他者との間に無用な誤解や摩擦が生じるのを防ぎ、結果として良好な対人関係を築くための大きな助けとなるのです。
チャレンジドジャパンでは、今回ご紹介したプログラム以外にも、一人ひとりの特性や課題に合わせた多様なトレーニングを提供しています。自分自身についてもっと深く知りたい方、コミュニケーションスキルを向上させたい方、就職に向けて一歩を踏み出したいと考えている方は、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。