お仕事体験!「係活動」で仕事の実践経験を積もう
就労に向けた実践経験を積む「係活動」のご紹介
こんにちは。就労移行支援事業所のスタッフです。
私たちの事業所では、皆さんが希望する就職を実現し、長く働き続けるために様々なトレーニングや講座を提供しています。ビジネスマナーやPCスキルといった個別のスキルを学ぶことも大切ですが、それらを実際の仕事の場面でどのように活かすのかを体験することも、同じくらい重要です。
そこで今回は、トレーニングや講座で学んだ知識を実践に移すための取り組みの一つ、「係活動」についてご紹介します。
職場での役割を体験する係活動

係活動とは、利用者さんに事業所運営に関わる様々な役割を「係」として担当していただく活動です。これは、実際の職場での自分の役割や業務をシミュレーションし、働くうえで必要となる実践的なスキルを身につけることを目的としています。
私たちの事業所では、様々な種類の係活動を用意しています。例えば、一日の始まりを告げる朝礼の司会進行や、事業所内のお知らせを利用者さん全員に伝えるアナウンス係があります。人前で話すことに慣れ、情報を分かりやすく正確に伝える練習になります。
また、外部からかかってくる電話に対応する電話応対係も重要な役割です。正しい敬語の使い方や、用件を正確に聞き取って担当者へ取り次ぐスキルは、多くの職場で求められます。他にも、事務用品などの在庫を確認し、必要なものを発注する備品管理係、来客時にお茶をお出しするお茶出し係、掲示物やイベントの案内を作成する告知物作成係など、その内容は多岐にわたります。
これらの活動は、一つひとつが実際の会社における総務や事務、庶務といった部署の仕事に繋がっています。机の上での学習だけでは得られない、リアルな業務経験を積むことができるのが、係活動の大きな特徴です。
コミュニケーションと計画性を養う場として
係活動の価値は、単に業務を体験するだけではありません。仕事に不可欠なコミュニケーション能力や計画性を養う絶好の機会でもあります。
係は一人で完結するものではなく、複数の利用者さんで分担したり、定期的に担当者が交代したりします。その際には、利用者さん同士で業務の引き継ぎを行ったり、誰がいつどの作業を担当するのかを調整したりする必要があります。この過程で、相手の意見を聞き、自分の考えを伝え、チームとして協力して仕事を進めるという、職場における協調性を学ぶことができます。
また、活動中に不明な点や困ったことがあれば、職員に報告・連絡・相談(報連相)をする練習もできます。「報連相」は、スムーズに仕事を進めるための基本であり、どの職場でも非常に重視されるスキルです。いつ、誰に、何を、どのように伝えれば良いのかを実践を通して学ぶことで、就職後に自信を持って行動できるようになります。
さらに、担当する係の仕事は、職員から細かく指示されるわけではありません。「いつまでに何をすべきか」を自分で考え、計画を立てて実行していく必要があります。これにより、自らスケジュールを管理し、段取りを組んで仕事を進めるという自己管理能力や主体性を身につけることができます。
このように、係活動はトレーニングや講座で得た知識を統合し、就労というゴールに向けてより実践的な経験を積むための大切な取り組みです。私たちは、こうした活動を通して、皆さんが自信を持って社会へ羽ばたいていけるよう、全力でサポートしています。
私たちの事業所では、今回ご紹介した係活動以外にも、一人ひとりの目標や特性に合わせた様々なプログラムをご用意しています。ご興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。スタッフ一同、心よりお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。