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【就労準備】いざという時に困らない!~冠婚葬祭のお金マナーまとめ~

こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパン北上センターです。

私たちの事業所では、就職に向けた準備だけでなく、就職後に安定して働き続けるために必要な知識やスキルを学ぶ「自立機能」講座を定期的に開催しています。先日行った講座では、社会人として知っておきたい「冠婚葬祭のマナー」について学びました。その中でも、特に質問が多く寄せられた「お金の贈り方」について、今回はブログで詳しくご紹介したいと思います。

社会生活を送るうえで、結婚式やお葬式など、冠婚葬祭の場面に立ち会う機会は誰にでも訪れます。いざという時に慌てず、相手に失礼のないようスマートに対応できることは、社会人としての信頼にも繋がります。ぜひこの機会に、基本的なマナーを確認してみましょう。

お祝い事(慶事)でのお金の贈り方

まず、結婚祝いや出産祝い、入学祝いといったお祝い事、いわゆる「慶事」の際のお金の贈り方についてです。

この時に使用するのが「ご祝儀袋」です。ご祝儀袋には様々なデザインがありますが、一番大切なのは水引(みずひき)という飾り紐の種類です。水引には、一度結ぶと解くのが難しい「結び切り」と、何度も結び直せる「蝶結び」があります。結婚祝いのように、人生で一度きりであることが望ましいお祝いには「結び切り」の水引を選びます。一方で、出産や入学、昇進など、何度あっても嬉しいお祝いには「蝶結び」の水引を選ぶのがマナーです。この違いを理解しておくだけで、袋選びの失敗を防ぐことができます。

次に、お金の入れ方です。慶事では、前もって準備していたという気持ちを表すために、折り目のない「新札」を用意するのが一般的です。お札を入れる向きも決まっており、袋の表側から見て、お札に印刷されている人物の肖像画が上に来るように揃えて入れます。これは、お祝いの気持ちを顔を上げてお渡しするという意味が込められています。中袋には、包んだ金額と自分の住所・氏名を忘れずに記入しましょう。最後に、上包みをたたむ際は、「幸せが天を仰ぎますように」という願いを込めて、下側の折り返しに上側の折り返しを重ねるように折るのが正しい作法です。

お悔やみ事(弔事)でのお金の贈り方

次にお通夜やお葬式など、お悔やみ事である「弔事」でのお金の贈り方についてです。

この際に用いる「不祝儀袋」も、水引の種類が重要です。弔事では、二度と繰り返したくないことという意味を込めて、「結び切り」の水引を選びます。色は黒白や双銀などが一般的です。また、相手の宗教・宗派によって袋のデザインが異なる場合があるため注意が必要です。例えば、仏式では蓮の花が描かれた袋を使うことがありますが、キリスト教式や神式では使いません。もし宗派がわからない場合は、どの宗教でも使える無地の不祝儀袋を選ぶのが最も無難です。

お金の入れ方は、慶事とは全く逆になります。弔事では、「突然の訃報で、新札を用意する時間がありませんでした」という悲しみを表現するため、あえて古いお札(使用感のあるお札)を使います。もし手元に新札しかない場合は、一度折り目をつけてから入れるようにしましょう。お札を入れる向きも、肖像画が印刷された面を裏側(下向き)にして入れます。これは、悲しみに顔を伏せるという意味合いがあります。中袋に金額や氏名を書く際は、悲しみの涙で墨が薄まった、急いで駆けつけたため墨をする時間がなかった、という意味を込めて「薄墨」で書くのがより丁寧なマナーとされています。上包みの折り方も慶事とは逆で、「悲しみを下に流す」という意味から、上側の折り返しに下側の折り返しを重ねて折ります。

マナーを知ることで、自信を持ってお付き合いができる

冠婚葬祭は、私たちの人生において避けては通れない大切なお付き合いです。特に弔事は突然訪れることが多いため、日頃からマナーを知っておくことで、いざという時に落ち着いて対応することができます。

今回ご紹介したお金の贈り方一つをとっても、袋の選び方からお札の入れ方、包みの折り方まで、細かなルールが存在します。これらは単なる形式ではなく、相手への敬意や祝福、あるいは哀悼の意といった「気持ち」を表現するための大切な作法です。

もちろん、毎回すべてのマナーを完璧に覚えている必要はありません。大切なのは、その都度正しいマナーを調べ、相手を思いやる気持ちを持って丁寧に準備する姿勢です。

チャレンジドジャパンでは、今回ご紹介したようなビジネスマナーや生活スキルの向上を目的とした講座を数多く実施しています。これらの講座を通して、就職後の職場や社会での人間関係を円滑にし、自信を持って安定した生活を送るためのサポートを行っています。ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。