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その話、ここでOK?自己開示の境界線場の空気に合わせた自己開示がカギ

Recently updated on 4月 28th, 2026 at 03:04 pm

新しい環境でのコミュニケーション、自己開示で悩んでいませんか?

新年度が始まり、新しい職場や環境でスタートを切った方も多いのではないでしょうか。期待に胸を膨らませる一方で、新しい人間関係を築いていく中で、「自分のことをどこまで話せばいいのだろう」「どのくらい自己開示をすれば、相手と良好な関係を築けるのだろう」と悩む機会も増える時期かと思います。特に職場という環境では、周囲との距離感の取り方に戸惑うこともあるでしょう。

今回は、当事業所の機能的コミュニケーションのプログラムでも取り上げている「職場で自己開示をする」というテーマについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

コミュニケーションにおける3つの「場」とは

自分のことを誰か他の人に話す、いわゆる「自己開示」をする場面は、私たちの生活の中に様々あります。そして、その場面ごとに適切なコミュニケーションの取り方は異なります。

よく「場の空気を読みましょう」とか「場違いな発言は慎みましょう」といった言葉を耳にすることがあるように、コミュニケーションには大きく分けて三種類の「場」が存在すると考えられています。

まず一つ目が「公共の場」です。これは、会社での業務中や取引先との会議、学校、研修、町内会の集まりなど、社会的な役割や目的を持って人が集まる場を指します。ここでは、個人の感情やプライベートな話よりも、目的達成のためのフォーマルなコミュニケーションが中心となります。

次に「準公共の場」があります。会社の歓送迎会や懇親会といった飲み会、社員旅行、同僚の結婚式などの冠婚葬祭がこれにあたります。公共の場よりは少しくだけた雰囲気ですが、あくまでも職場関係の集まりであり、一定の節度や配慮が求められる場です。

そして最後に「プライベートの場」です。これは、特に仲の良い同僚と少人数で行く食事や飲み会、昔からの友人との会話、家族との時間など、ごく親しい間柄の人たちと過ごすリラックスした空間を指します。ここでは、自分の気持ちや個人的な話題も安心して話すことができます。

「場」に応じた自己開示の調整が大切です

これらの三つの「場」は、自分を起点として考えたときに、相手との心理的な距離感によって整理することができます。最も自分との距離感が近いのが「プライベートの場」、次に「準公共の場」、そして最も距離感が遠い、つまりフォーマルな関係性にあるのが「公共の場」と言えるでしょう。

円滑な人間関係を築くためには、自分が今どの「場」にいるのかを意識し、それぞれの場に応じて自己開示する内容や範囲を調整することが非常に重要になります。例えば、プライベートの場で話すような個人的な悩みや深い感情を、初対面の人が多い公共の場である会議の席で話してしまうと、周囲を困惑させてしまうかもしれません。逆に、公共の場で求められるような形式的な会話ばかりでは、準公共の場やプライベートの場で相手との親密な関係を築くことは難しいでしょう。

どの場で、どのような内容を、どこまで話すか。このさじ加減は人それぞれであり、自己開示の度合いには個人差があります。だからこそ、特に多くの人が集まる「公共の場」とされている職場では、相手との関係性や状況をよく観察しながら、慎重に自己開示を行う姿勢が求められるのです。

プログラムで実践的に学んでみませんか?

山形センターで行っている機能的コミュニケーションのプログラムでは、今回お話ししたような「場」に応じた自己開示の方法について、より具体的に学んでいきます。知識として理解するだけでなく、実際にスタッフが様々な場面を想定したロールプレイを行いながら、「こんな時、どのように話せば良いのか」「どの程度の自己開示が適切なのか」を体験的に学ぶことができます。自分一人で考えるだけでなく、他の参加者の意見を聞いたり、客観的なフィードバックをもらったりすることで、コミュニケーションへの理解をさらに深めることが可能です。

職場でのコミュニケーションや自己開示の仕方に少しでも不安や興味のある方は、ぜひ一度、山形センターへ見学や体験にいらしてください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。