企業実習で大きな一歩!カフェ実習で「働く楽しさ」を実感

こんにちは、チャレンジドジャパン盛岡センターです。
少しずつ日差しが暖かくなり、過ごしやすい日も増えてきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は当事業所の利用者さんが、カフェでの企業実習に参加された際の様子についてお伝えしたいと思います。実際の職場で働く経験は、就職を目指す上で非常に貴重なステップとなります。
カフェでの企業実習に挑戦
今回、利用者さんが実習に臨んだのは、地域の方々に親しまれているカフェです。コーヒーのいい香りが漂う店内で、初めての業務に挑戦しました。
実習で担当させていただいた業務は多岐にわたります。お客様が帰られた後のテーブルをきれいに拭き上げ、次のお客様を気持ちよくお迎えする準備を整えること。ドリンクやフードに使用する材料が不足しないよう、こまめに在庫を確認し、バックヤードから補充すること。そして、お客様が使い終わったお皿やカップを厨房まで下げる作業などです。どれも、お店がスムーズに運営されるために欠かせない大切な仕事ばかりです。初めての環境、初めての作業ということもあり、最初は緊張した面持ちでしたが、指導担当の方からの説明を真剣な表情で聞き、一つひとつの業務に丁寧に取り組む姿が印象的でした。
実習を終えての感想と気づき
企業実習を終えた後、ご本人に感想を伺いました。
「自分が知らなかった仕事がたくさんあり、覚えることが多くて大変な部分もありました。でも、やりながら覚えていけるという手応えを感じましたし、体力には自信があるので、忙しい時間帯でも余裕を持って動くことができました。何より、すごく楽しみながら仕事ができました」と、非常に前向きで達成感溢れる言葉が返ってきました。
また、実習中に特に意識していたこととして、「常にお客様を優先して行動すること」「指導担当の方からいただいたアドバイスに、すぐに対応できるよう心がけること」「もしミスをしてしまった時に、どのように対処すれば良いのかを考えること」を挙げてくれました。単に作業をこなすだけでなく、仕事としての責任感やプロ意識を持って臨んでいたことが伝わってきます。
一方で、「お客様の様子をよく見て、適切なタイミングでメニューをお渡しすることができなかった場面があった」「材料の袋をハサミで切る際に、まっすぐきれいに切れなかった」といった、ご自身の課題にも気づくことができたようです。このように、できたことだけでなく、できなかったことにも目を向けて振り返りができるのは、次への成長に繋がる素晴らしい点です。
貴重な経験と大きな成長
今回の実習では、当初の予定にはありませんでしたが、お店の方のご厚意で、少しだけお客様と直接お話しする機会をいただくことができました。オーダーを取るような本格的なものではありませんでしたが、お客様との短い会話は、ご本人にとって大きな経験となったようです。「すごく緊張はしたものの、お客様と話すことができて楽しかった」という感想からは、不安を乗り越えた達成感と、人と関わる仕事の喜びを感じ取っている様子がうかがえました。
初めての経験ばかりで、緊張や戸惑い、不安も大きかったことと思います。しかし、それ以上に、仕事に真摯に向き合うことで多くの学びを得て、「働くことは楽しい」と感じられたことが、今回の実習における最大の収穫だったのではないでしょうか。この経験は、ご本人の自信となり、今後の就職活動において大きな糧となることでしょう。
就職へ向けたマッチングのために
チャレンジドジャパン盛岡センターでは、就職活動を進める中で利用者さんが興味を持った求人があった場合、企業様にご相談の上、このような企業実習をお願いすることがあります。その目的は、利用者さんと企業様との間にミスマッチが起こるのを防ぎ、より良いマッチングを実現することです。書類や面接だけではわからない職場の雰囲気や業務内容、ご本人の適性などを、実習という実践の場で互いに確認することができます。
これからも、利用者さん一人ひとりの「働きたい」という想いに寄り添い、その実現に向けてスタッフ一同サポートを続けてまいります。