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備品管理から学ぶ、仕事のキホン備品管理も大事な就労トレーニング

Recently updated on 1月 16th, 2026 at 04:07 pm

こんにちは。チャレンジドジャパン八王子センターです。

日差しが暖かくなり、過ごしやすい季節となってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私たちの事業所では、就職を目指す利用者さん一人ひとりに合わせて、ビジネスマナーやPCスキル、コミュニケーション訓練など、様々なプログラムを提供しています。その中でも今回は、日々のセンター運営を支える重要な訓練の一つである「係活動」についてご紹介したいと思います。

センターを支える大切な役割「係活動」とは?

「係活動」と聞くと、学生時代の委員会活動のようなものを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。私たちの事業所で行う係活動は、センターを快適に利用できるように、利用者さん自身が主体となって環境整備や運営の一部を担う活動です。清掃や植物の水やり、掲示物の管理など、その内容は多岐にわたります。

この活動の目的は、単に作業を行うことだけではありません。自分の役割に責任を持つこと、他のメンバーと協力すること、スタッフへ報告・連絡・相談を行うことなど、実際の職場で求められる様々なスキルを実践的に身につけるための大切な訓練なのです。自分の担当業務を通して、センターの一員としての自覚や貢献する喜びを感じ、自信をつけていく利用者さんも少なくありません。

今回ご紹介するのは「備品在庫管理」です!

数ある係活動の中から、今回ご紹介するのは「備品在庫管理」です。

皆さんが普段何気なく使っているものも、誰かが管理してくれているからこそ、いつでも使える状態にあります。会社などの組織においても、備品の在庫管理は業務を円滑に進めるために欠かせない仕事です。

私たちのセンターでも、利用者さんが訓練で使うペンや付箋、ノートといった文房具、そして手を拭くためのペーパータオルや、机を清潔に保つためのウエットティッシュといった衛生用品など、日々たくさんの備品が使われています。

備品在庫管理の係になった利用者さんは、週に一度、決められた日時に各備品の在庫数をチェックします。それぞれの保管場所へ行き、一つひとつ数を数え、在庫管理表に記録していきます。そして、数が少なくなっているものや、なくなりそうなものをリストアップし、スタッフに報告するというのが一連の流れです。地道な作業ですが、センターの運営に直接関わる、非常に大切な仕事です。

「備品在庫管理」で身につくスキル

この備品在庫管理という係活動を通して、たくさんのスキルを養うことができます。

まず、任された仕事を最後までやり遂げる「責任感」が育まれます。もし在庫の確認を忘れてしまうと、いざ使いたい時に備品がなくて、他の利用者さんやスタッフが困ってしまうかもしれません。「皆が使うものだから」という意識を持つことで、自分の仕事が組織全体に与える影響を考える力が身につきます。

また、数を正確に数え、間違いなく記録する「正確性」や「注意力」も求められます。慣れてくると「この備品は減りが早いから、少し早めに報告しよう」といったように、先を見越して行動する「計画性」も養われていきます。

そして、在庫の状況をスタッフに分かりやすく伝える際には、「報告・連絡・相談」のスキルが試されます。どの備品が、あとどのくらいでなくなりそうなのかを的確に伝えることは、円滑なコミュニケーションの基本です。これらのスキルは、どのような職種に就いても必ず必要となる、社会人としての基礎力と言えるでしょう。

担当の利用者さんも、毎週責任感を持ってこの仕事に取り組んでくれています。最初はどこに何があるか分からず戸惑うこともありましたが、今ではすっかり手順を覚え、スムーズに作業を進められるようになりました。自分なりにチェックしやすい順番を考えたり、管理表を工夫したりと、より効率的に行うための改善提案をしてくれることもあります。自分の仕事によってセンターの環境が保たれているという実感は、大きな自信につながっているようです。

このように、一見地味に見える係活動も、就職後の実務に直結する学びの宝庫です。私たちはこれからも、利用者さん一人ひとりが主体的に活動に参加し、働くための力を着実に身につけていけるよう、サポートしてまいります。

今後もブログで他の係活動についても紹介していく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。