休み明け、しんどい…」そんなあなたへ休み明け、無理せず始めるためのコツ

明けましておめでとうございます。
事業所のスタッフです。
長かったお正月休みが終わり、いよいよ新年の通所が始まりましたね。
皆さんはどんなお正月を過ごされたでしょうか。ゆっくりと休めた方、ご家族やご友人と過ごされた方、それぞれの時間を過ごされたことと思います。
そして、休み明けの今日、事業所に向かう足取りがいつもより少し重く感じられた方もいるかもしれません。正直なところ、「体が重いな」「なんだか行くのがちょっと怖いな」と感じている方も多いのではないでしょうか。久しぶりの早起き、満員電車、決まった時間に行動することへのプレッシャー。長いお休みでリラックスしていた心と体にとって、日常への復帰は想像以上にエネルギーを必要とします。
もし、あなたが今そんな気持ちを抱えているとしたら、それは決してあなただけではありません。そして、それは決して悪いことではないのです。むしろ、その感覚は、あなたの脳が休みモードから仕事モードへと一生懸命切り替わろうとしている証拠です。心と体が新しいリズムに慣れようと頑張っているサインだと、まずは受け止めてみてください。
休み明けの切り替え術
そうは言っても、この重たい感覚を少しでも軽くしたいですよね。そこで今回は、休み明けの心と体を少し楽にするための、簡単な切り替え術をいくつかご紹介します。どれも「そんなことで?」と思うような簡単なことですが、試してみる価値は十分にあります。
まずは、自分を楽にするための「前日準備」です。通所を再開する前日の夜、ほんの少しだけ時間をとって、翌日の準備をしてみましょう。例えば、明日着ていく服を決めてハンガーにかけておく、カバンに通所で使うものを入れておく、朝食の準備を少しだけしておく、などです。朝起きてから「何をしようか」「何を着ようか」と考えることは、小さなことのようで意外と頭を使います。この朝の「判断」の数を一つでも減らしておくことで、心の負担が驚くほど軽くなり、スムーズに行動を始めるきっかけになります。
次に、朝起きたらまずカーテンを開けて、日光を浴びてみましょう。私たちの脳は、太陽の光を浴びることで「セロトニン」という神経伝達物質を分泌します。このセロトニンは、精神の安定や安心感をもたらすことから「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンが分泌されると、乱れがちな体内時計がリセットされ、気分が前向きになり、心と体が活動モードへと切り替わりやすくなります。たとえ曇りや雨の日でも、窓の外の明るさを感じるだけで効果があります。家を出て事業所へ向かう道のりで外の光を浴びることも、同じように大切な時間です。
そして最後に、もしどうしても気持ちが乗らない日は、「とりあえず席に座る」だけで合格、と考えてみてください。休み明けに「今日一日、しっかり集中して訓練を頑張るぞ!」と高い目標を掲げる必要はありません。高すぎる目標は、かえって自分を追い詰めてしまいます。まずは「事業所まで行く」「自分の席に座る」ということだけを目標にしてみましょう。そして、それができたら「よく来たね」「今日の目標は達成できたね」と、自分で自分を褒めてあげてください。その小さな成功体験が、少しずつ自信を取り戻し、次のステップへと進むための大切なエネルギーになります。
就労移行支援は、失敗してもいい場所
長期休暇のあと、生活リズムが崩れてしまうのは仕方のないことです。むしろ、当然のことと言ってもいいかもしれません。もし「休み明けからうまく動けない」と感じて自分を責めてしまっているなら、その必要は全くありません。
私たちがいるこの就労移行支援事業所は、訓練をするだけの場所ではありません。皆さんが安心して「失敗」できる場所でもあります。リズムが崩れてしまったなら、ここで一緒に整えていきましょう。朝、起きるのが辛いなら、どうすれば起きやすくなるか一緒に考えましょう。通所することに不安があるなら、その気持ちを遠慮なくスタッフに話してください。
一人で抱え込まず、私たちを頼ってください。ここは、社会に出る前の大切な準備期間です。体調や気分の波と上手に付き合いながら、自分に合った働き方を見つけていくための練習の場です。焦らず、あなたのペースで、また少しずつ始めていきましょう。私たちはいつでも、皆さんが安心して一歩を踏み出せるようにサポートします。
今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。