利用者の声でわかる就労移行支援通って9ヶ月!利用者のリアルな声

こんにちは、チャレンジドジャパン川崎センターです。
「就労移行支援に興味はあるけれど、実際にどんな人が通っているのだろう」「通い始めると、どんな変化があるのだろう」そんな疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、川崎センターに通い始めて9か月が経過したAさん(40代)にご協力いただき、これまでの道のりを振り返るインタビューを実施しました。Aさんの率直な言葉の中に、きっと皆様の知りたいヒントが隠されているはずです。
就労移行支援との出会い、通所のきっかけ
まずは、Aさんがチャレンジドジャパンに通うことになった「きっかけ」についてお伺いしました。多くの方が、そもそも就労移行支援というサービスの存在自体をご存じないかもしれません。Aさんも、最初はそうだったと言います。
「ハローワークで復職を検討していた際に、その時担当してくれた方が親身に話を聞いて下さり、『この場所の近くで就労移行支援をしてくれる場所がある』と教えてくれました。私自身このような施設があることをその時は全く知りませんでした。即日見学をさせていただき、利用者の方々が就職に向けて様々なトレーニングをしている姿を見て、『もう一度働くための準備をここでしていきたい』と思い、通所を始めました。」
新しい出会いへの期待を胸に
通所を決意されたAさんですが、利用を開始した当初はどのようなお気持ちだったのでしょうか。環境が大きく変わることへの不安はなかったのか尋ねてみました。
「前職を退職してから、新しい方と出会う機会がほとんど無かったため、どんな方が訓練しているのだろうとワクワクした気持ちの方が大きかったです。(私の性格上、新しい出会いが大好きです。)」
9か月間の訓練で得た確かなスキルと自信
この9か月間で、特に印象に残っている訓練についてもお聞きしました。Aさんはご自身の課題と向き合い、目標を立てて訓練に取り組んでこられました。
「前職でもパソコンは使っていましたが、タイピングは全くの我流だったので、そこまで早く打ち込むことはできませんでした。チャレンジドジャパンのスケジュールを組む際には、1日の中で少しでもタイピングや名刺入力などパソコンを使用する時間を取り入れました。以前よりも文字入力のスピードは格段に上がりました。また、今では体に負荷をかけながら、仕事をすることに積極的に取り組んでいます。郵便物仕分けやピッキングなど立ったままの仕事をする機会も今後増えていると思いますので、これから取り組むことを日々イメージしながら訓練しています。」
訓練を通して見えた内面的な成長
「今までは感情のコントロールが難しく、イライラした際にそのままぶつけてしまうことがありましたが、通所を始めていつもと違う感情が出てきた場合に、どのようにしたら気持ちが穏やかになるかを考え行動しました。その結果、落ち着いて行動できるようになり、ゆとりも出てくるようになりました。ひとつ自分の課題をクリアできたかなと思います。」
自分の感情のパターンを客観的に見つめ、どうすればうまく付き合っていけるかを考え、実践する。これは簡単なことではありません。チャレンジドジャパンでの安定した環境と日々の訓練、スタッフとの面談などを通して、Fさん自身が自分の課題と真摯に向き合ったからこその素晴らしい成長です。心に「ゆとり」が生まれたことで、物事をより広い視野で捉え、落ち着いて対処できるようになったという実感は、今後の就職活動、そして就労継続において大きな力となるはずです。
これから利用を考えているあなたへ
最後に、これから就労移行支援の利用を考えている方々へ、Fさんから温かいメッセージをいただきました。
「同じことの繰り返しが多いですが、その中にためになることが必ずあると信じて毎日通所しています。ここでのトレーニングがいつか必ず実を結ぶと思いますので、皆さんも是非利用してみてください。私も頑張ります!」
この記事を読んで、就労移行支援に興味を持たれた方、Aさんのように一歩を踏み出す勇気が欲しいと感じた方は、ぜひお気軽にチャレンジドジャパンまでお問い合わせください。見学・ご相談を随時お待ちしております。