就活の視野が広がる!就職相談会で企業と繋がる貴重な体験

ハローワーク主催の就職相談会に参加しました!
こんにちは。チャレンジドジャパン盛岡センターです。冬も本格的になり、盛岡でも雪が降る日が多くなってきました。
さて、今回は、先日参加してまいりましたハローワーク主催の就職相談会の様子についてお伝えします。このようなイベントは、就職活動の視野を広げ、新たな一歩を踏み出すための絶好の機会となります。
今回の就職相談会には全体で約130名の方が参加されており、就職への高い意欲が会場全体に満ちていました。私たちチャレンジドジャパン盛岡センターからは5名の方が参加し、スタッフ2名が同行支援を行いました。参加企業は製麺所、清掃、調理補助、トラック会社、事務職など、多岐にわたる業種の12社が集結しており、参加者の方々はそれぞれの興味や関心に合わせて企業の話を聞くことができる環境でした。会場は各企業ごとにブースが設けられており、気になる企業があれば、準備してきた自己PR書類などを持参してブースを訪れ、採用担当者と直接対話するという形式です。会場の熱気と、真剣な表情で担当者の話に耳を傾ける参加者の皆様の姿が非常に印象的でした。
参加された利用者様の声
実際にイベントへ参加した方々から、貴重な感想をいただきましたのでご紹介します。
お一人目の方からは、次のような感想をいただきました。「今回、就職相談会に参加した理由は、求人を出している企業の雰囲気や障がい者雇用に対する考えを知りたいと思ったからです。各企業の担当者からお話を伺ったことで、求人やホームページを見ただけでは分からない部分を知ることができました。また、自分だけではなく障がいをもった多くの方が就職活動をされていると知って、よい刺激になりました。この経験をもとに今後も訓練と就職活動に励んでいきたいと思います」。この感想から、書面上の情報だけでは伝わらない企業の社風や、障がいのある社員と共に働くことへの考え方などを肌で感じることの重要性が伺えます。また、同じ目標を持つ多くの仲間がいることを実感し、モチベーションが高まったという点も、こうした合同説明会ならではの大きな収穫と言えるでしょう。
また、別の方からはこのような感想も寄せられました。「就職相談会に参加し、4社の説明を聞きました。ハローワークで見ていた求人票の労働条件が変更になっていたり、過去の障がい者雇用事例について最新情報を聞くことができて良かったです。今回、自身で取り組んで良かった点として、興味のある企業について事前に企業研究を行った上で話を聞けたこと・積極的に質問を行ったり、メモを取りながら話を聞けたことです」。求人情報は日々更新されるため、最新の情報を直接確認できるのは大変有意義です。そして何より、事前にしっかりと準備をして臨んだことで、より深く、具体的な情報を引き出すことができたという成功体験は、今後の就職活動における大きな自信につながります。能動的に情報を収集する姿勢は、採用担当者にも良い印象を与えたことでしょう。
企業と繋がる貴重な機会
今回参加された利用者様にとって、求人票や企業のホームページを閲覧するだけでは決して得られない、多くの「生きた情報」に触れることができたのは、非常に良い機会になったと感じています。企業の担当者と直接顔を合わせて話をすることで、文章だけでは伝わらない人柄や職場の雰囲気を体感し、自分がその企業で働く姿をより具体的にイメージすることができるようになります。これは、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に安定して働き続ける上で非常に重要なプロセスです。
この就職相談会は、私たち支援スタッフにとっても大きな学びの場となりました。各企業の採用担当者から直接お話を伺うことで、現在の障がい者雇用の実情や、企業側が抱える課題、そしてどのような人材を求めているのかといった、現場のリアルなニーズを把握することができました。こうした情報は、日々のサポート、例えば履歴書の添削や面接練習、あるいは求人開拓の際に、より的確なアドバイスを行うための貴重な材料となります。
チャレンジドジャパンでは、今後もこのような就職イベントへの参加を積極的にサポートしてまいります。イベント前の企業研究や自己PRの準備、質問事項の整理から、当日の同行、そして参加後の振り返りまで、一人ひとりが安心して就職活動に臨めるよう、スタッフが一体となって支援を続けていきます。就職活動についてお悩みの方、一歩を踏み出したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。