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チャレンジドジャパン・ニュース

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苦手を自信に!再チャレンジで掴んだ就職

チャレンジドジャパンでは障がいや難病のある方が、就労を目指しトレーニングに励んでおります。日々の訓練を通じてご自身の強みや課題と向き合い、多くの方が希望の就職を叶えています。今回は、2026年1月から介護施設の清掃業に内定が決まったKさんのインタビューをお届けします。一度チャレンジドジャパンを利用して就職された後、再び利用を決意し、見事再就職を掴み取ったKさんの貴重な体験談です。ぜひ最後までご覧ください。

チャレンジドジャパン千葉センターに通所しようと思った理由を教えてください

一度就職したため今回は2回目の利用になりますが、サポート体制がしっかりしていると感じたため利用を決めました。

Kさんは、以前もチャレンジドジャパンを利用して就職された経験をお持ちです。一度社会に出た後、再び私たちの事業所を選んでいただけたことは、スタッフ一同大変嬉しく思っています。Kさんがおっしゃるように、チャレンジドジャパンでは一度ご卒業された方の再利用も歓迎しており、その時々の状況に合わせたサポートを提供しています。利用者様一人ひとりと定期的に面談を行い、目標設定から就職活動、そして就職後の定着支援まで、一貫したサポート体制を整えていることが、Kさんに再び選んでいただけた理由かもしれません。ご本人の「もう一度頑張りたい」という気持ちに、私たちがしっかりと寄り添える存在であったことを光栄に思います。

どんな訓練が役に立ちましたか?

当初パソコンは全くできませんでしたが、日々練習することである程度タイピングが上達しました。軽作業訓練で集中力を養い「ピッキング」や「郵便仕分け」などの集団作業ではコミュニケーションや協調性を身に着けることができました。

チャレンジドジャパンでは、事務職を目指す方に向けたPCスキル訓練から、作業系の仕事に役立つ軽作業訓練まで、多種多様なプログラムを用意しています。「パソコンが全くできなかった」というKさんですが、毎日コツコツとタイピング練習に取り組むことで、着実にスキルを向上させていきました。自分のペースで少しずつ成長を実感できることは、大きな自信に繋がります。また、軽作業訓練は、手先の器用さや正確性だけでなく、一つの作業に没頭することで持続的な集中力を養う効果があります。さらに「ピッキング」や「郵便仕分け」といった集団で行う訓練では、他の利用者様と協力しながら作業を進める必要があります。自然と役割分担をしたり、進捗を報告し合ったりする中で、職場に不可欠なコミュニケーション能力や協調性が育まれていきます。Kさんはこれらの訓練を通して、就職後に必要となる実践的なスキルをバランス良く身につけていかれました。

就職活動で大変だったことや苦労したことは何ですか?

介護施設の実習では、利用者様を見守る時間があり手持ち無沙汰になることが少なくなかったです。周囲を観察し自分にできることを考え「椅子を拭いてもいいですか?」など積極的にコミュニケーションを取ることを心掛けました。

就職活動の中でも、特に企業実習は、実際の職場環境を体験できる貴重な機会であると同時に、予期せぬ課題に直面する場でもあります。Kさんが経験された「手持ち無沙汰な時間」は、実習において多くの方が戸惑うポイントです。しかし、Kさんはそこで立ち止まるのではなく、自ら状況を打開しようと行動しました。「周囲を観察し、自分にできることを探す」という主体的な姿勢、そして「椅子を拭いてもいいですか?」と声をかける積極性。これは、指示を待つだけでなく、自ら仕事を見つけ出し、周囲と連携しようとする素晴らしい働き方です。この経験は、Kさんにとって大きな成功体験となり、働く上での自信になったことでしょう。私たちスタッフも、実習中の困りごとについては面談で一緒に振り返り、次善の策を共に考えています。

就職活動において大事だと思うことや、ポイントを教えてください!

実習では相手の気持ちになって考えることが大切だと感じました。

Kさんのこの言葉は、就職活動だけでなく、社会人として働く上で最も重要な心構えの一つです。先ほどの実習でのエピソードも、まさに「相手の気持ちになって考えた」結果の行動でした。施設のスタッフが何を求めているか、利用者様がどうすれば快適に過ごせるか。そうした相手の立場を想像することで、自分の取るべき行動が見えてきます。これは清掃の仕事においても同様で、ただ綺麗にするだけでなく、「ここが汚れていたら利用する人は嫌だろうな」と考えることで、より質の高い仕事に繋がります。この「相手を思う力」は、Kさんの大きな強みです。

チャレンジドジャパンの利用をお考えの方にメッセージをお願いします。

訓練の中で苦手な部分をどのように強化するべきかスタッフさんに相談しながらサポートしていただいたことで、自分自身の新たな強みの発見や自信に繋がりました。新しいことに挑戦しやすい環境があると思いますのでお勧めします。

Kさんから、とても心強いメッセージをいただきました。ありがとうございます。自分の苦手と向き合うことは、時に勇気がいることです。しかし、チャレンジドジャパンには、その課題を一人で抱え込まずに済む環境があります。専門の知識を持ったスタッフが、客観的な視点から「どうすれば克服できるか」「別の方法はないか」を一緒に考え、具体的な訓練プランを提案します。その過程で、苦手だと思っていたことが実は得意だったと気づいたり、弱みを補う別の強みを発見したりすることがよくあります。Kさんがおっしゃる通り、ここは失敗を恐れずに「新しいことに挑戦しやすい環境」です。その挑戦の積み重ねが、確かな自信へと繋がっていきます。

今後の目標は何ですか?

内定をいただいたからには安定して長く働くことです。

就職はゴールではなく、新しいキャリアのスタートです。「安定して長く働くこと」、この堅実な目標こそが、私たち就労移行支援事業所が目指す最終的なゴールでもあります。Kさんのこの決意を、私たちはこれからも応援し続けます。チャレンジドジャパンでは、就職後も定期的な面談などを通じて、ご本人が職場で安定して働き続けられるよう「定着支援」を行っています。新しい環境で何か困ったことがあれば、いつでも相談してください。

新たな環境でも、Kさんの強みを活かして頑張って下さい!スタッフ一同、心から応援しています。

チャレンジドジャパンで就労を目指してみませんか?

チャレンジドジャパンでは、障がいや難病をお持ちの方が継続的に働くことができるようサポートを行っております。

「働きたいけど自信がない」「就活しているけどなかなかうまく行かない」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひご相談ください。