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おしゃれと身だしなみ、職場ではどっちが大事?おしゃれと身だしなみの違いとは?

こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパンです。

チャレンジドジャパンでは、障がいのある方の「働きたい」という気持ちをサポートするため、就職準備から就職活動、そして就職後の定着支援まで、一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。その一環として、就職後に役立つ様々なプログラムを実施しています。

今回は、たくさんあるプログラムの中から、社会人としての基礎を学ぶ「ビジネスマナー講座」についてご紹介します。特に、第一印象を大きく左右する「身だしなみ」に焦点を当てて、その重要性やポイントをお伝えします。

職場に求められるのは「おしゃれ」より「身だしなみ」

皆さんは、「身だしなみ」と「おしゃれ」の違いを考えたことはありますか。この二つは似ているようで、実は目的が全く異なります。

「おしゃれ」は、流行を取り入れたり、自分の好きな服を着たりして個性を表現し、自己満足を得ることが主な目的です。自分が楽しむためのものと言えるでしょう。

一方、「身だしなみ」は、他者評価が基準となります。つまり、自分ではなく、相手がどう感じるかを意識するものです。職場やビジネスの場面では、一緒に働く人やお客さまなど、相手に不快感を与えないこと、そして安心感や信頼感を持ってもらうことが何よりも重要になります。

もちろん、おしゃれをすることが悪いわけではありません。しかし、職場は仕事をする場所です。自分の個性を主張することよりも、TPOをわきまえ、周囲の人への配慮を示す「身だしなみ」を整えることが、社会人としての責任でありマナーなのです。清潔感があり、機能的で、その場にふさわしい装いを心がけることが、円滑な人間関係を築く第一歩となります。

清潔感が基本!身だしなみ具体的なチェックポイント

「身だしなみを整える」と聞くと、スーツやオフィスカジュアルといった服装のことだけをイメージするかもしれません。しかし、チェックすべきポイントは服装だけにとどまりません。大切なのは、全体から醸し出される「清潔感」です。

例えば、朝起きたままのような寝癖がついた髪では、だらしない印象を与えてしまいます。フケが肩に落ちていないか、きちんと整えられているかを確認しましょう。顔についても同様で、目やにがついていないか、鼻毛が出ていないか、男性であれば髭はきれいに剃られているか、または整えられているかが重要です。鏡で正面から見るだけでなく、少し角度を変えて確認する習慣をつけると良いでしょう。

女性の場合、メイクは健康的に見せるためのものと考え、派手になりすぎないナチュラルメイクが基本です。ネイルも、長すぎたり華美な装飾が施されていたりすると、業務に支障をきたすだけでなく、衛生面で不潔な印象を与えてしまう可能性があります。手元は意外と見られている部分なので、爪は短く清潔に保つことをおすすめします。

その他、シャツにシワや汚れがないか、靴は磨かれているか、サイズの合った服を着用しているかなど、細部にまで気を配ることで、相手に「この人は細やかな配慮ができる人だ」というポジティブな印象を与えることができます。

チャレンジドジャパンで「見られる自分」を意識する訓練を

ここまで身だしなみのポイントをお伝えしてきましたが、「自分ではできているつもりでも、他の人からはどう見えているのだろう」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。身だしなみは他者評価が基準となるため、自分一人で完璧に整えるのは意外と難しいものです。

チャレンジドジャパンでは、そうした不安を解消し、自信を持って就職活動に臨めるよう、スタッフが客観的な視点からアドバイスを行っています。ビジネスマナー講座では、業界や職種に応じた望ましい身だしなみについて、具体的な例を挙げながら一緒に学びます。

さらに、学んだ知識を実践する場として、模擬面接などのプログラムも用意しています。本番さながらの状況で身だしなみを整え、スタッフからフィードバックを受けることで、自分では気づかなかった癖や改善点を発見することができます。指摘された点を意識して修正していく訓練を繰り返すことで、自然とTPOに合った身だしなみが身についていきます。

一人で悩まず、スタッフと一緒に確認しながら準備を進められるのが、就労移行支援事業所を利用する大きなメリットです。私たちは、皆さんが社会人として輝かしいスタートを切れるよう、全力でサポートします。ご興味のある方は、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。