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言葉のゲームで脳トレ&コミュ力アップ

言葉のゲームで思考力とコミュニケーションを育む

こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパン仙台長町センターです。当事業所では、日々の訓練に加えて、参加者の皆さんが楽しみながらスキルを身につけられるようなプログラムも実施しています。今回は、社会生活スキルの時間に行った、言葉を使ったゲームについてご紹介します。2週にわたって、皆さんの語彙力や発想力を引き出すゲームで大変盛り上がりました。

伝わる言葉、そして被らない言葉「ジャストワン」

まず1週目に行ったのは、「ジャストワン」という協力型のカードゲームです。ルールはとてもシンプルです。一人が回答者となります。他の参加者はお題の言葉を見て、そのお題が何かを当ててもらうために、ヒントとなるキーワードを一つだけ紙に書きます。そして、全員で書いたキーワードを見せ合うのですが、ここがこのゲームの面白いところ。もし他の誰かと同じキーワードを書いてしまっていたら、そのキーワードは回答者に見せることができなくなってしまうのです。

つまり、回答者に伝わりやすいヒントを考えつつも、他の参加者とは被らないような、絶妙な言葉を選ばなくてはなりません。これがなかなか難しく、そして奥深いのです。

実際のゲームの時間でも、思わず唸ってしまうような場面がありました。ある時のお題は「オムライス」でした。皆さんは「オムライス」と聞いて、どんな言葉を思い浮かべるでしょうか。「たまご」「ケチャップ」「チキンライス」あたりが王道かもしれません。案の定、参加者の皆さんが書いたヒントには、これらの単語が多く含まれていました。結果として、3つものキーワードが被ってしまい、回答者に見せられるヒントは、たった一つだけになってしまったのです。

ヒントを出す側は、「伝わるだろうか」「他の人と被らないだろうか」とドキドキし、回答者は少ない手がかりから答えを推理する。この共同作業が、一体感と達成感を生み出します。相手の思考を予測する力、そして物事を別の角度から見て言葉にする発想力が、楽しみながら自然と鍛えられる時間となりました。

限られた条件でひらめく力「電報ゲーム」

続く2週目には、「電報ゲーム」を行いました。こちらも言葉を使ってお題を伝えるゲームですが、「ジャストワン」とはまた違った制約が課せられます。その名の通り、まるで電報を打つかのように、短い言葉でヒントを伝えなければなりません。例えば、「ヒントはカタカナのみ」「使える文字数は7文字以内」といった条件が加わります。さらに、発表は文字数が少ない人から順番に行う、というルールもあります。

短い言葉で、的確に、そして他の人よりも早く伝える。この制約が、参加者の皆さんのひらめきを刺激します。「ジャストワン」が発想の柔軟性を問われるゲームだとすれば、「電報ゲーム」は情報をいかに要約し、核心を突く言葉を選ぶかという論理的な思考力が試されるゲームと言えるでしょう。限られた条件の中で知恵を絞るプロセスは、仕事における問題解決のトレーニングにも通じるものがあります。

ゲームで育むコミュニケーションと社会生活スキル

今回ご紹介した二つのゲームは、私たちの事業所で行っている社会生活スキルのプログラムの一環です。一見するとただの遊びのように思えるかもしれませんが、その中には社会で必要とされるスキルを育むための大切な要素がたくさん詰まっています。

まず、物事を多角的に捉え、言葉にする思考力。そして、自分の考えを相手に分かりやすく伝える表現力。さらには、他の参加者の考えを予測したり、意見を交換したりする中で生まれるコミュニケーション。ゲームが終わった後には、「あのヒントは絶妙だったね」「次はこう言えばよかったかも」といった自然な会話が生まれます。こうした何気ないやり取りが、人との関わり方を学ぶ貴重な機会となるのです。

私たちの事業所では、このように楽しみながら自然とスキルアップに繋がるようなプログラムを数多く用意しています。少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度、見学・体験にお越しください。頭を使うのが好きな方、コミュニケーションの輪を広げたい方、私たちと一緒に楽しく学んでみませんか。スタッフ一同、心よりお待ちしております。