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合う事業所は体験利用で見つかる!

就労移行支援の利用を考え始めたとき、まず多くの方が「どの事業所を選べば良いのだろう」という壁にぶつかるのではないでしょうか。それもそのはず、例えばここ名古屋市内だけでも、就労移行支援事業所は80箇所以上も存在します。これだけ多くの選択肢があると、何を基準に選べば良いのか迷ってしまうのは当然のことです。

そこで今回は、自分に合った事業所を見つけるためのヒントについてお話ししたいと思います。

就労移行支援事業所の共通点と相違点

数多くある就労移行支援事業所ですが、そのすべてが同じ法律に基づいて運営されています。そのため、利用者が一般企業へ就職することを目指し、そのために必要な知識や能力の向上を目的とした訓練を提供する、という基本的なサービス内容は共通しています。

パソコンスキルの向上、ビジネスマナーの習得、コミュニケーション訓練など、多くの事業所で似たようなプログラムが提供されているため、一見するとどの事業所も同じように見えるかもしれません。

しかし、その「似ている」中にも、それぞれの事業所が持つ個性や特色が確かに存在します。そして、その違いこそが、利用する方にとっての「合う・合わない」を決定づける重要な要素となるのです。

失敗しない事業所選びの鍵は「体験利用」

 

では、数ある事業所の中から、自分に本当に合った一か所を見極めるにはどうすれば良いのでしょうか。パンフレットを取り寄せたり、ホームページを隅々まで読んだりすることももちろん大切です。しかし、それだけでは事業所の本当の姿を知ることは難しいでしょう。

私たちが最も重要だと考えているのが、実際に事業所へ足を運んでみる「体験利用」です。そこで行われている訓練に一日参加してみたり、スタッフや他の利用者さんと話してみたりすることで、資料だけでは決してわからない多くの情報を得ることができます。就労移行支援事業所選びにおいては、まさに「百見は一験に如かず」と言えるでしょう。

 

体験で見るべき二つの重要なポイント

 

体験利用の際に、特に注意して見ていただきたいポイントが二つあります。それは「職員の質」と「事業所の雰囲気」です。

どのようなプログラムが用意されているか、といった情報はホームページなどでも確認できます。しかし、そのプログラムの質を最終的に決めるのは、それを教える「職員」です。就職のために社会で必要とされる知識や能力は、どの事業所で学んでも大きく変わるものではありません。しかし、その伝え方には、職員の知識量や指導スキルによって大きな差が生まれます。

専門的な知識を十分に持っているか、そしてそれを一人ひとりの特性や理解度に合わせて、いかに分かりやすく、実践的に伝えられるか。経験豊富でスキルの高い職員から教わることで、知識の定着度やスキルの習得スピードは格段に変わってきます。

体験利用の際には、ぜひ職員がどのように説明しているか、利用者からの質問にどう答えているかといった点に注目してみてください。

 

そしてもう一つ、同じくらい大切なのが「事業所の雰囲気」です。就労移行支援は、利用する方にとっては週に数日、多い方では週5日通うことになる場所です。それは、生活の大部分を過ごす「居場所」とも言えます。もし、その場所が自分にとって落ち着かない、なんとなく居心地が悪いと感じる雰囲気だとしたらどうでしょうか。

訓練に集中できないだけでなく、通うこと自体が大きなストレスになってしまう可能性があります。活気があって賑やかな雰囲気が合う方もいれば、静かで落ち着いた環境の方が集中できるという方もいるでしょう。どちらが良い悪いということではなく、ご自身が「ここなら安心して通えそうだ」「リラックスして訓練に取り組めそうだ」と感じられるかどうか、その直感を大切にしてください。この雰囲気というものは、まさにその場に行ってみなければ感じることができません。

 

ホームページや資料から得られる客観的な情報ももちろん大切ですが、最終的にご自身が継続して通い、目標である就職を達成するためには、そこで働く「人」と、その場所が醸し出す「空気」が自分に合っているかどうかが極めて重要になります。ぜひ、気になる事業所が見つかったら、まずは見学や体験に足を運んでみてください。ご自身の目で見て、肌で感じることで、きっと最適な事業所選びができるはずです。