働く準備、何から始める?ピラミッドで現在地を知ろう就職準備はピラミッドで現在地確認

こんにちは。チャレンジドジャパン宇都宮センターです。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
就職を目指して活動していると、「自分には何が足りないのだろう」「何から準備を始めたら良いのか分からない」と不安に思うことがあるかもしれません。今回は、そんな時に自分の現在地を確認し、次に何をすべきかの道しるべとなる「職業準備性ピラミッド」という考え方についてご紹介します。
■「働く力」を可視化する職業準備性ピラミッドとは?
「職業準備性ピラミッド」という言葉を初めて聞く方も多いかもしれません。これは、障がいの有無にかかわらず、私たちが社会で長く安定して働き続けるために必要とされるスキルや能力を、分かりやすく5つの階層で示したものです。ピラミッドという名前の通り、下の階層がしっかりとした土台となって、その上の階層を支える構造になっています。
一番下の土台となるのが「健康管理」です。安定して働くためには、まず心身の健康が基盤となります。規則正しい生活リズムを保ち、自分の体調を適切に管理する力がここに含まれます。その上に「日常生活管理」が乗ります。金銭管理や身の回りの整理整頓など、日々の生活を自分で律する力です。
その次が「対人スキル」。職場では上司や同僚など、様々な人と関わります。円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション能力がこの階層にあたります。そして、その上には「基本的労働習慣」があります。時間を守る、指示を理解して実行する、報告・連絡・相談をするといった、社会人としての基本的なルールのことです。
そして、ピラミッドの最も頂点にあるのが「職業適性」です。これは、特定の仕事で求められる専門的な知識や技術、いわゆる職業スキルを指します。
このピラミッドを見て、「自分は全部できていないから就職は無理だ」と落ち込む必要は全くありません。大切なのは、このピラミッドを参考にしながら、自分のできている部分、つまり「強み」と、まだ不安な部分である「弱み」を客観的に整理していくことです。自分の現在地を正しく知ることが、就職への着実な一歩となります。
■チャレンジドジャパンで「働く力」を育む
私たちチャレンジドジャパンでは、この職業準備性ピラミッドの考え方に基づいた、8つのオリジナルプログラムを提供しています。これらのプログラムを通して、皆さんがバランス良く「働く力」を身につけていけるようサポートしています。
例えば、ピラミッドの土台となる健康管理や日常生活管理に関わるプログラムとして、「自己理解」「自立機能」「社会生活スキル」があります。「自己理解」では、ご自身の得意なことや苦手なこと、障がい特性について理解を深め、どのような配慮があれば働きやすくなるかを整理します。「自立機能」や「社会生活スキル」では、安定した生活を送るための知識やスキルを学びます。
コミュニケーションについて学ぶ「対人行動」のプログラムでは、職場での円滑な人間関係を築くためのスキルを練習します。また、「職業行動」や「機能的コミュニケーション」のプログラムでは、社会人として必須のビジネスマナーや言葉遣い、的確な報告・連絡・相談の仕方を身につけていきます。
さらに、実際の業務を模した作業を行う「職業スキル」のプログラムでは、パソコンスキルや軽作業などを通して、実践的な能力を高めます。そして、「就職準備」のプログラムでは、履歴書や職務経歴書の作成、模擬面接など、就職活動本番で役立つ知識と技術を習得していきます。
■一人ひとりに合わせたオーダーメイドの支援
チャレンジドジャパンの支援は、グループプログラムだけではありません。働く上で必要なスキルは、一人ひとり異なります。私たちは、利用者の方それぞれの目標や課題に合わせて、個別トレーニングも豊富にご用意しています。
日々の訓練やスタッフとの面談を通して、皆さんの「強み」をさらに伸ばし、一方で「弱み」と感じる部分については、どうすればカバーしていけるかを一緒に考えていきます。苦手なことは、ツールの活用や周りの人への協力の求め方など、工夫次第で乗り越えられることもたくさんあります。私たちは、皆さんが自分に合った働き方を見つけ、自信を持って社会へ羽ばたいていけるよう、支援をしていきます。
チャレンジドジャパンの訓練に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。事業所の雰囲気やプログラムの様子を実際に見ていただくことで、より具体的にイメージが湧くはずです。スタッフ一同、お待ちしております。