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チャレンジドジャパン・ニュース

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楽しみながら余暇を学ぶ!~映画鑑賞イベントの狙い~

休日開所イベントで映画鑑賞に行ってきました!

こんにちは。チャレンジドジャパン千葉センターです。さて、先日当事業所では、休日開所を利用した余暇イベントとして、利用者さんとスタッフで映画鑑賞会を実施しました。普段訓練を行っている事業所を離れ、近くの映画館まで足を運び、話題の映画をみんなで楽しむという企画です。どの映画を観るか話し合う段階から、利用者さんの間では「この映画が面白そう」「主演の俳優さんが好き」といった会話が弾み、当日を心待ちにしている様子が伝わってきました。イベント当日は、リラックスした雰囲気の中、笑顔で会話を交わしながら映画館へ向かいました。

余暇イベントに込められた大切な目的

就労移行支援事業所で行う余暇イベントは、単に楽しむことだけが目的ではありません。実は、就職を目指し、その後の社会生活を安定して送るために大切な、いくつかの目的が込められています。

まず一つ目は、心身のリフレッシュです。日々の訓練では、ビジネスマナーやPCスキル、自己分析など、集中力や思考力を要する課題に継続して取り組みます。時には思うようにいかず、疲れやストレスを感じることもあるでしょう。そうした日常から少し離れ、好きなことに没頭する時間を持つことは、心と体を休ませ、新たな気持ちで訓練に臨むための大切なエネルギー補給になります。

二つ目は、利用者さん同士やスタッフとの自然なコミュニケーションの機会を創出することです。訓練の場では少し緊張してしまうという方も、映画という共通の話題があれば、自然と会話が生まれやすくなります。鑑賞前には期待を語り合い、鑑賞後には感想を交換することで、互いの考えや感じ方を知り、関係性を深めるきっかけとなります。これは、職場での同僚とのコミュニケーションを円滑にするための練習にも繋がります。

そして三つ目は、社会生活や集団活動におけるルールやマナーを、実践を通じて学ぶ機会とすることです。映画館という公共の場で時間を守って集合すること、チケットを購入するために列に並ぶこと、上映中は静かに鑑賞することなど、社会の一員として求められる行動を実際に体験します。頭で理解するだけでなく、体験として身につけることで、より確かなスキルとして定着させていくことを目指しています。

訓練とは違う一面から見えてくること

こうしたイベントは、私たちスタッフにとっても非常に貴重な機会です。普段の訓練場面では、どうしても「課題に取り組む姿勢」や「スキルの習熟度」といった側面に目が行きがちです。しかし、リラックスした余暇の場面では、利用者さんのまた違った一面を見ることができます。

例えば、どのようなジャンルの映画に心を動かされるのか、登場人物のどんな言動に共感するのか、鑑賞後の感想をどのように言葉で表現するのか。そうした何気ない言動や表情から、その方の価値観や興味、関心のありかをより深く理解することができます。訓練中には見えにくかった、その人本来の意欲や関心の高い分野を把握することは、今後の支援方針を考える上で重要なヒントとなります。

この気づきは、ご本人がどのような職種や職場環境でやりがいを感じ、能力を発揮しやすいのかを一緒に考える際の材料になります。さらに、就職後の生活設計を考える上でも役立ちます。安定して長く働き続けるためには、仕事のスキルだけでなく、休日の過ごし方やストレス解消法といった、生活の質を高める視点も欠かせません。どのような余暇活動がその方のリフレッシュに繋がるのかを一緒に見つけ、豊かな社会人生活を送るための助言に活かしていきたいと考えています。

楽しみながら、未来へつなげる一歩を

私たちは、就職というゴールに向かう過程そのものが、利用者さんにとって豊かで意味のある時間となるよう、これからも様々なプログラムを企画していきたいと考えています。この記事を読んで、私たちの事業所の活動に少しでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。事業所の雰囲気や訓練の様子を、ご自身の目で確かめていただければ幸いです。スタッフ一同、いつでもお待ちしております。