緊張と期待!就職相談会に行ってきました!

北上市の就職相談会に参加しました!
秋風が心地よい10月上旬、私たちは北上市内で開催された「令和7年度北上地域障がい者就職相談会」へ、チャレンジドジャパンの利用者さん10名と一緒に参加してまいりました。就職という大きな目標に向かう皆さんにとって、今回はどのような一日になったのでしょうか。今回はその様子を詳しくご紹介いたします。
当日は、少し緊張した面持ちながらも、これから始まる企業との出会いに期待を膨らませている利用者さんの姿が印象的でした。それぞれが事前に準備した企業リストや質問事項を手に、熱意を持ってこの日のために準備を重ねてきたことが伝わってきます。
就職相談会とは?
皆さんは「就職相談会」と聞いて、どのようなイベントを想像しますか。就職相談会は、一つの広い会場の中に複数の企業が個別のブースを設け、そこで企業の採用担当者と直接話ができるイベントです。一般的な合同企業説明会と少し違うのは、面談時間が約10分ほどで区切られた個別面談形式が中心である点です。短い時間で多くの企業と効率よく接点を持つことができるのが大きな特徴です。もちろん、私たち支援員の同席も可能ですので、何を話せばいいか不安な方や、緊張してうまく話せるか自信がない方も安心して臨むことができます。
求人票に書かれた文字情報だけでは、職場の雰囲気や働く人々の人柄、仕事のやりがいといった大切な部分を掴むことは難しいものです。就職相談会は、そうした求人票だけではわからない企業のリアルな様子を知ることができる、またとない貴重な機会となります。自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じることで、本当に自分に合った職場かどうかを見極める重要な一歩となるのです。
当日の様子と得られたこと
今回の相談会には、北上市内の製造業、食品加工業、学校、農業など、多岐にわたる業種から計22もの企業が参加されており、会場は多くの参加者の熱気に包まれていました。利用者さんたちは、事前にスタッフと一緒に訪問プランを立てた企業ブースを目指し、積極的に足を運んでいました。
企業の担当者と個別に面談を行い、パンフレットを見ながら企業説明を受けたり、具体的な業務内容についての疑問を投げかけたりと、様々なお話を伺って来ました。「実際の業務ではどのようなスキルが必要ですか」「障がいのある社員の方はどのように働いていますか」「職場の雰囲気について教えてください」など、真剣な眼差しで質問する姿からは、就職への強い意志が感じられました。
最初は緊張で声が小さくなりがちだった方も、企業の担当者の方が親身に耳を傾けてくださる中で、徐々に表情が和らぎ、自分の言葉でしっかりと想いを伝えられるようになっていました。隣で同席したスタッフも、利用者さんが言葉に詰まった際にさりげなくフォローしたり、重要なポイントをメモしたりと、安心して面談に集中できるようサポートを行いました。
参加された利用者さんからは、「ウェブサイトで見るよりもずっと温かい雰囲気の会社だと分かった」「自分のスキルが活かせそうな仕事内容で、興味が深まった」「直接話を聞けたことで、働くイメージが具体的になった」といった前向きな感想が数多く聞かれました。
就職活動を全力でサポートします
チャレンジドジャパンでは、このような就職関連のイベントにも積極的に参加しております。イベントへの参加は、就職活動における大切なステップですが、一人で準備し、参加するのは不安が伴うものです。私たちは、イベント前の準備から当日の同行、そして参加後の振り返りまで、一貫してサポートを行っています。
イベント前には、参加企業の中からどの企業の話を聞きたいか、どんな質問をするかをスタッフと一緒に考え、必要であれば模擬面談で練習も行います。当日はスタッフも同行するため、一人での参加が不安な方も安心して参加できます。
そして、最も大切なのがイベント後のフォローアップです。参加後に一人ひとり面談の時間を設け、相談会で得た情報や感想を整理し、「どの企業に最も魅力を感じたか」「次はどのようなアクションを起こすか」を一緒に考えていきます。もし興味を持った企業があれば、希望に応じて企業見学や職場実習の実施に向けた調整など、具体的な次のステップへと繋げるためのフォローも行っています。
就職活動は一人で抱え込む必要はありません。チャレンジドジャパン北上センターは、皆さんが安心して自分らしい働き方を見つけられるよう、全力で伴走します。見学・体験は随時受け付けておりますので、まずはお話をお聞かせいただけませんか。お気軽にお問い合わせください。