就職決定!~先輩からのメッセージ諦めない心と日々の努力で就職!~

今回は就職が決まった方にインタービューをしました。皆さんの今後の就職活動に役立ていただきたいと思います。
この度、見事に就職を決められた利用者さんに、就職活動の道のりやチャレンジドジャパン北上センターでの日々についてお話を伺いました。これから就職を目指す皆さんにとって、きっと大きな励みとなるはずです。
就職が決定した利用者さんのご紹介
まず、今回インタビューにご協力いただいた方についてご紹介します。年代は40代、障がい種別は統合失調症です。ご自身の特性と向き合いながら、熱心に訓練に取り組んでこられました。
就職先とこれまでの活動について
就職先は介護業界で、介護職員補助として清掃業務や食事の介助などを担当されるとのことです。人々の生活を支える、非常にやりがいのあるお仕事ですね。ご自身の強みを活かせる職場で、新たな一歩を踏み出されることをスタッフ一同心から嬉しく思います。
これまでの就職活動の道のりについてもお聞きしました。今までの実習回数は1回・面接回数は約3~4回です。一つ一つの実習や面接の機会を大切にし、真摯に取り組んでこられた結果が、今回の素晴らしい内定に繋がったのだと感じます。
就職が決まった時の心境と、乗り越えた壁
内定が決まった時の率直な気持ちを伺うと、2社のうちどちらに就職するかを迷いました。就職が決まって嬉しい反面、チャレンジドジャパンを卒業するのは寂しいです、と話してくださいました。複数の企業から内定をいただけるほど、ご本人の努力と人柄が評価された証だと思います。同時に、チャレンジドジャパンでの日々に愛着を感じ、卒業を寂しいと思っていただけることは、私たちスタッフにとってもこの上ない喜びです。
もちろん、内定までの道のりは平坦なものではありませんでした。大変だったことについて尋ねると、
「ひたすらめげずに求人検索と企業研究と履歴書作成をしていたのでうんざりする時もありましたが、友人から「あきらめるなよ」との声をかけてもらったので励身になりました。チャレンジドジャパンには大変ご迷惑をおかけしました。今後も定着支援でご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いいたします。」
と語ってくださいました。地道な作業の繰り返しに心が折れそうになる気持ちは、多くの方が経験することだと思います。そんな時、友人の一言が大きな支えになったのですね。
その困難をどう乗り越えたのかという問いには、
「【あきらめない】という気持ちを常に胸にもって、精神的に落ちたら自分を奮い立たせました。不採用となった時は縁がなかったと気持ちを切り替えました。」
という力強い言葉が返ってきました。強い意志と、うまく気持ちを切り替える柔軟さが、成功を引き寄せた大きな要因だったのでしょう。
チャレンジドジャパンに通ってよかったこと
チャレンジドジャパンでの日々を振り返って、通ってよかったこととして、
「真剣に就職活動が出来たことと、通所することで寂しさはありませんでした。」
と答えてくださいました。就職という同じ目標を持つ仲間と日々顔を合わせ、励まし合いながら過ごす時間は、孤独感を和らげ、前向きな気持ちを維持するために非常に重要です。
改めて、チャレンジドジャパンに通ってよかったと思いますか?という質問には、「はい!」と、とても晴れやかな笑顔で答えてくださったのが印象的でした。
これから利用を検討している方へのメッセージ
最後に、これからチャレンジドジャパンの利用を検討している方や、現在就職活動に励んでいる皆さんへ向けて、心温まるメッセージをいただきました。
「私がいう事ではないかもしれませんが、出来るだけ毎日通所して1コマ1コマ受けて自分自身の味方は自分自身しかいないと思い、お風呂に入って歯を磨いて、良く寝て(私は苦手です)毎日通所することで生活の基盤ができていくのだと思います。単調・単純な事が良い結果を生むのだと信じたいです。自分に合う職場は縁らしいので諦めずに頑張っていきましょう。」
毎日通所し、生活リズムを整えるという基本的なことの積み重ねが、安定した就労への一番の近道であることを、ご自身の経験を通して伝えてくださいました。まさに、就労移行支援の核心ともいえる、非常に深く、示唆に富んだお言葉です。「自分に合う職場は縁」という言葉も、焦らず、自分を信じて活動を続けることの大切さを教えてくれます。
今回のインタビューが、皆さんの就職活動のヒントや活力となれば幸いです。ご協力いただき、本当にありがとうございました。今後のご活躍を心より応援しています。
気になる方はお気軽にお問合せください。