働くって楽しい!企業実習体験レポ企業実習で働く楽しさを実感した話

実際の職場で働く体験を!企業実習のご報告
こんにちは。チャレンジドジャパン千葉センターです。日ごとに秋が深まり、過ごしやすい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私たちの事業所では、就職に向けた様々な訓練を行っていますが、今回はその中でも特に重要な「企業実習」についてご紹介します。
企業実習は、事業所内での訓練とは異なり、実際の企業の職場環境や仕事の流れ、共に働く方々の雰囲気を肌で感じることができる、大変貴重な機会です。履歴書や面接だけではわからない、その仕事のやりがいや大変さ、自分との相性などを確認することができます。就職後のミスマッチを防ぎ、長く安定して働き続けるためにも、この実習というステップは大きな意味を持っています。
介護施設での実習体験
去る九月、利用者であるAさんが、介護施設での介護補助業務の実習に参加されました。Aさんが挑戦されたのは、入居者の方々が快適な日常を送るためのサポート業務です。具体的には、ベッドのシーツ交換、施設内の清掃、そして食事の時間に向けた配膳の準備などを担当されました。
一つひとつの作業は、丁寧さと正確さが求められます。シーツ交換では、衛生面に配慮しながら手際よく作業を進める必要がありますし、清掃業務は、誰もが気持ちよく過ごせる空間を維持するための大切な仕事です。また、配膳の準備は、入居者の方々の楽しみである食事の時間を支える重要な役割を担います。
最初は緊張した面持ちだったAさんですが、施設の職員の方から丁寧な指導を受けながら業務に取り組むうちに、徐々に職場に慣れていきました。決められた時間の中で、責任を持って自分の役割を果たす。その中で、Aさんは「良い緊張感の中で、働くということを実感できた」と話してくれました。これは、誰かの指示を受けて動くだけでなく、チームの一員として貢献しているという意識が芽生えた証拠でしょう。
実習を終えて得られたもの
数日間の実習を終えたAさんは、たくさんの刺激を受け、多くの気づきを得た様子でした。実習先での出来事や感じたことをスタッフに報告してくれるその表情は、実習前よりも一層自信に満ちて見えました。
様々な感想がありましたが、私たちスタッフにとって何よりも印象的だったのは、「実際に働いてみて、とても楽しかったです」というAさんの言葉でした。働くことに対して、期待と同じくらい不安を抱えていたAさんからこの言葉を聞けたことは、私たちにとっても大きな喜びでした。
「楽しい」という感情は、非常に多くの要素から成り立っています。もしかしたら、自分の仕事が入居者の方の役に立っていると実感できた瞬間があったのかもしれません。あるいは、職員の方々とコミュニケーションを取りながら協力して作業を進めることに、やりがいを感じたのかもしれません。これまで知らなかった自分の新たな一面や、得意なことを見つけられた可能性もあります。この「楽しかった」というポジティブな経験は、今後の就職活動を進める上で、何物にも代えがたい大きな原動力となります。
チャレンジドジャパンで「働く」を体験しませんか
チャレンジドジャパンでは、利用者一人ひとりの興味や関心、適性に合わせて、様々な企業での実習を提案しています。今回ご紹介した介護職のほかにも、事務職、軽作業、販売職など、協力してくださる企業様は多岐にわたります。
「自分にはどんな仕事が向いているのだろう」「働きたいけれど、少し不安がある」と感じている方、まずは実際の仕事を体験してみることから始めてみませんか。企業実習という一歩が、あなたの可能性を大きく広げるきっかけになるかもしれません。
チャレンジドジャパンでは、随時見学や体験を受け付けております。ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。