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チャレンジドジャパン・ニュース

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調べてみませんか、自分の好き

働くことを考えるうえで大切なのは、まず自分自身をよく知ることです。

そのきっかけの一つが自分の「興味と自信」を知ることです。「何に興味があるのか」「どんなことに自信があるのか」などの点を整理していくことで、少しずつ自分に合った働き方や仕事の方向性が見えてきます。今回はそんな興味と自信を分析する「VRT検査」についてお伝えします。

VRT検査とは?〜自分の「興味」と「自信」を見つめるツール〜

VRT検査は、Vocational Readiness Test(職業準備テスト)の略で、仕事に対する「興味」や「自信の程度」を整理するための検査ツールです。

検査では、54枚のカードに書かれたさまざまな作業内容について、「やりたい」「どちらともいえない」「やりたくない」の3つに分類します。さらに、各作業について「自分にできそうか(=自信の有無)」も確認していきます。

 

このプロセスを通じて、次のような傾向を整理していきます:

・自分が興味を持ちやすい仕事/関心が薄い仕事

・自信をもってできそうな作業/自信がない作業

こうしてみえてきた「興味」や「自信」の傾向は、仕事探しや職種選びの出発点となります。

「まず何から始めたらいいんだろう?」と悩んでいる方にとって、VRT検査は“安心して取り組める最初のステップ”となります。

 

6つのタイプで自己理解が深まる

VRT検査の結果は、「現実的」「研究的」「芸術的」「社会的」「企業的」「慣習的」という6つの職業タイプに分類され、六角形のグラフで表されます。これにより、自分がどのような仕事に関心を持ちやすいかを、視覚的・数値的に把握することができます。たとえば、次のような傾向が分かります:

・社会的:人と関わる仕事に興味がある

・現実的:細かい作業や機械の操作が得意

・慣習的:情報やデータを扱う仕事に向いてそう

また、「興味はあるけれど自信がない」といった結果が出る場合もあります。そのようなときは、「どうすれば自信がつくか?」「どんな経験を積めばできるようになりそうか?」といった視点から、今後のスキルアップや就職準備を考えるきっかけにもなります。

チャレンジドジャパンでの活用とサポート

 

チャレンジドジャパンでは、このVRT検査を就職準備講座の一環として取り入れています。

検査のあとは、スタッフと一緒に結果を振り返りながら、自分に合った職業の方向性について考える時間を設けています。私たちは一方的に結果を解説するのではなく、「この結果を見て、どう感じますか?」「過去に、この結果と結びつくような経験はありますか?」といった対話を通じて、ご自身の言葉で気づきを深めていけるようサポートします。

初めての方や不安を感じている方も、スタッフが丁寧にサポートしますので安心して取り組んでいただけます。

この検査結果は、その後の個別支援計画を立てる上での重要な指針となります。例えば、慣習的タイプの傾向が強い方にはPCスキル向上の講座を、社会的タイプの傾向が見られた方にはコミュニケーション講座をおすすめするなど、一人ひとりの特性に合わせたプログラムをご提案します。

また、事業所の見学や体験を希望される方にも、必要に応じてこの検査を受けていただくことができます。

「まずは自分のことを整理したい」「どんな仕事に興味を持てるのか知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。検査の結果をふまえながら、お一人おひとりに合った支援やプログラムを提案いたします。まずはご自身のことを知ることから、私たちと一緒に就職への道を歩み始めませんか。施設の見学も随時受け付けております。お問い合わせをお待ちしております!