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就労移行支援でMOS資格に合格!MOS資格取得の秘訣は?合格者にインタビュー!

Recently updated on 9月 17th, 2025 at 02:21 pm

こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパンです。

日々の訓練では、就職に向けた様々なスキルアップに取り組んでいます。その中でも、特に事務職を目指す方に人気なのが、パソコンスキルの証明となるMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)資格の取得です。

今回は、チャレンジドジャパンの訓練の中で、見事MOSの資格を取得されたKさんにインタビューを行いました。資格取得を目指したきっかけや、勉強方法、取得してからの変化など、詳しくお話を伺いましたので、ぜひご覧ください。

MOS資格とは?

まず、MOS資格についてご存じない方のために、Kさんに簡単に説明していただきました。

WordやExcel、PowerPointのスキルをどれだけ使えるかという検定です。イメージとしては英検のようなものです。英検が各級に分かれているように、WordとExcelも一般レベルと上級レベルがあります(PowerPointは一般レベルのみ)。

このように、MOSは世界的に行われている資格試験で、マイクロソフト社のOffice製品に関するスキルを客観的に証明することができます。多くの企業で使われているWordやExcelのスキルは、事務職をはじめとする多くの職種で求められるため、就職活動において大きなアピールポイントになります。

資格取得への挑戦とそのきっかけ

今回Kさんが取得されたのは、MOS Excel 2016 Expert(上級レベル)です。一般レベルよりもさらに高度な機能や知識が問われる、まさにエキスパートの名にふさわしい資格です。

なぜ、この資格を取得しようと考えたのでしょうか。そのきっかけについて伺いました。

通所を始めてしばらくして生活リズムも安定したので、何か目標として取り組めて、就職活動にも使えるようなものを、と考えたときに、MOSの取得を検討しました。事務職志望でしたので、ちょうど良いと考えました。

就労移行支援事業所に通い始めてまず取り組むことの一つが、生活リズムを整えることです。Kさんは、安定した通所を続ける中で、次のステップとして具体的な目標設定を考え始めました。ご自身の希望する職種である事務職に直結し、かつ就職活動でも強みとなるMOS資格の取得は、まさに最適な目標だったと言えるでしょう。

計画的な学習と乗り越えた壁

目標達成に向けて、Kさんはどのように学習を進めていったのでしょうか。

基本的には通所時間中にテキストを進めていきました。わからないところはスタッフに確認、もしくは自分で調べました。

チャレンジドジャパンの訓練時間を活用し、集中して学習に取り組まれたそうです。わからない点があればすぐにスタッフに質問できる環境は、学習のつまずきを防ぎ、効率的に知識を習得する上で大きな助けとなります。

しかし、上級レベルの資格取得は決して平坦な道のりではありませんでした。大変だったことや、それをどう乗り越えたのかについてもお聞きしました。

模擬試験で思うように結果が出ず、大丈夫だろうかと不安になりましたが、間違いの傾向を分析して、苦手分野が一目でわかるように別紙にまとめて何度も見返しました。その結果次第に得点率が上がっていき、自信がつきました。

思うように点数が伸びない時期は、誰しも不安になるものです。しかしKさんはそこで諦めず、自分の間違いと向き合い、冷静に分析を行いました。苦手な部分を可視化し、繰り返し復習するという地道な努力が、着実な得点アップと、そして何よりも「やればできる」という自信につながったのです。この経験は、資格という形ある成果だけでなく、課題解決能力という大きな力も身につけてくれたことでしょう。

就労移行支援で学ぶメリットと資格取得後の変化

自宅での学習も可能ですが、就労移行支援事業所の訓練の中で資格取得を目指すことには、どのようなメリットがあったのでしょうか。

プライベートの時間で勉強するとなると、どうしても怠けてしまって続かない恐れがありましたので、訓練中に集中して行うことで効率よく学ぶことができたと思います。

「学習する時間」と「休息する時間」を明確に分けることで、メリハリのある生活を送ることができます。決まった時間に事業所に通い、集中できる環境で学習に取り組むことは、継続的なスキルアップにおいて非常に有効です。

そして、実際に資格を取得したことで、Kさんには嬉しい変化があったようです。

自分がどの程度のスキルがあるかの証明になるのはもちろん、実習先で実際に活かすことができた経験もありました。また、Excelを用いた依頼に対して、たとえ初めての作業でも戸惑うことなく、どうやって行えばいいか見当がつくようになりました。

履歴書に書けるというだけでなく、企業実習という実践の場でスキルを活かせた経験は、大きな成功体験となったことでしょう。さらに、応用力が身についたことで、未知の業務に対しても「まずはこうしてみよう」と見通しを立てられるようになった点は、今後働く上で非常に重要な力となります。

これからMOS取得を目指す方へ

最後に、これからMOS資格の取得を検討している方々へ、Kさんからメッセージをいただきました。

MOSを取得しておけば、ある程度の範囲は網羅できるので、(私の場合はExcelですが)Excelを使っていて困ることが格段に減りました。わからないことがあっても、基礎知識を持っているので、ネットで調べる際の情報の選択が上手くなりました。事務職を検討されている方は、取っておいて損はないと思います。

体系的に学ぶことで得られる「基礎知識」は、応用力だけでなく、自己解決能力の向上にもつながります。Kさんの力強い言葉は、これから挑戦する方々の背中を優しく押してくれるはずです。

チャレンジドジャパンでは、Kさんのように、一人ひとりの目標や希望職種に合わせて、資格取得のサポートを行っています。ご興味のある方は、ぜひ一度見学・ご相談にお越しください。