50代精神障害のあるOさん就労移行で就職成功

就職者インタビュー:Oさん(精神・50代)の就職成功体験談
今回は、見事内定を勝ち取ったOさん(精神・50代)のインタビューをお届けします。Oさんの就職活動の道のりや、チャレンジドジャパンでの経験について詳しく伺いました。
■チャレンジドジャパンとの出会い
Oさんは、ハローワークからの紹介でチャレンジドジャパンを知りました。以前は一人で就職活動を行っていましたが、支援者や支援機関の必要性を感じ、ハローワークのアドバイスを受けて就労移行支援の利用を決めました。他の就労移行支援事業所も体験しましたが、チャレンジドジャパンの雰囲気、フロアの広さや明るさ、席の配置、そして個別トレーニング中心の訓練スタイルがOさんの希望に合致し、入所を決めたそうです。
■スキルアップと意識の変化
チャレンジドジャパンでの訓練で、OさんはWordやExcelなどのPCスキルを基礎からしっかりと学ぶことができました。以前は文字入力程度のスキルしかありませんでしたが、就労に必要な基礎を習得できたことは大きな成果でした。また、手作業訓練の「ボールペン分解・組立」では、チャレンジドジャパンカップで個人賞を受賞するほどの腕前になりました。しかし、スピードを重視するあまり、部品を落としたり、ミスを繰り返すこともありました。職員からの「速さではなく、正確さと丁寧さを重視すること」というアドバイスを受け、作業への意識を改めるきっかけになったそうです。
■オンライン企業説明会で働くイメージを掴む
チャレンジドジャパンでは、数多くのオンライン企業説明会に参加できたこともOさんにとって大きなメリットでした。自分の希望を伝えるだけで、職員が様々な求人を紹介してくれたことで、視野が広がり、より多くの選択肢の中から仕事を選ぶことができました。
■報連相の改善と前向きな思考
Oさんは、チャレンジドジャパンで報連相のスキルが向上したと感じています。以前は問題を一人で抱え込みがちでしたが、報連相を意識することで、周囲の協力を得ながらスムーズに業務を進められるようになりました。また、他の利用者との交流を通して、様々な年代の人の意見を聞き、前向きに考えられるようになったそうです。
■就職活動の苦労と乗り越え方
応募書類の作成、特に就労パスポートや職務経歴書の作成には苦労しましたが、職員からの迅速なフィードバックがOさんのモチベーション維持につながりました。面接訓練では様々な講座に参加しましたが、本当に役立っているのか不安になることもありました。しかし、職員や他の利用者のサポートを受けながら就職活動を進めることができたことで、スムーズに就職活動を進めることができたそうです。
■就職先の決め手
Oさんが今回の就職先を選んだ理由は、軽作業で体と手先を使うライン作業が自分に合っていると感じたからです。屋内作業で快適な職場環境、そして休みの条件もOさんの希望と合致していました。見学と説明会を経て、すぐに実習を希望し、長く働きたいと思える職場だと確信しました。
■今後の目標
Oさんは、まずは新しい職場に慣れ、周りの職員と良好な関係を築くことを目標に掲げています。そして、将来的には正社員を目指して努力していくそうです。また、自身の体調管理にも気を配りながら、長く安定して働きたいと考えています。
■就労移行支援を利用する方へのメッセージ
Oさんは、就労移行支援を利用する方に向けて、「実習や説明会を積極的に活用し、職員に遠慮なく相談することで、自分の可能性を広げることができる」とメッセージを送っています。
Oさん、インタビューへのご協力ありがとうございました。チャレンジドジャパンは、Oさんの今後のご活躍を心より応援しています。就職活動でお悩みの方は、ぜひチャレンジドジャパンにご相談ください。いつでも見学や相談を受け付けております。