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みかんっていいなで気持ち伝えよう!

みかんっていいな:自己表現で楽になるコミュニケーション

就職活動中や職場では、自分の気持ちをうまく伝えられず、モヤモヤしたり、行き詰まりを感じたりすることはありませんか? チャレンジドジャパンでは、ご利用の皆様が円滑なコミュニケーションを取れるよう、様々なトレーニングを行っています。今回は、その中でも特に効果的な自己表現の方法、「みかんっていいな」についてご紹介します。

「みかんっていいな」は、一見するとただの言葉遊びのようですが、実は効果的なコミュニケーションのフレームワークです。「み・かん・て・いいな」の4つの要素に沿って話すことで、自分の気持ちを整理し、相手に分かりやすく伝えることができます。

「み」:見たことを伝える

まずは、「み」- 見たことを伝えましょう。客観的な事実を述べることで、コミュニケーションの土台を作ります。例えば、職場での出来事について話す際に、「Aさんが○○していました」のように、具体的に何があったのかを伝えましょう。感情や解釈を交えず、事実のみを伝えることが大切です。 「今日は忙しそうだった」「資料が散乱していた」なども、自分が見たままを伝える表現です。 この「見たこと」を伝えることで、相手と共通の認識を持つことができます。

「かん」:感じたことや考えを伝える

次に、「かん」- 自分が感じたことや考えを伝えましょう。「Aさんが○○していて、私は困りました」「○○だったので、不安に感じました」のように、事実とそれに伴う自分の感情や考えを結びつけます。 「忙しそうで声をかけづらかった」「資料の多さに圧倒された」など、自分の感情を率直に表現することで、相手はあなたの状況をより深く理解できます。 このステップで重要なのは、「私は」を主語にして話すことです。 「あなたは○○すべきだ」といったように、相手を主語にしてしまうと、相手は責められていると感じてしまい、コミュニケーションがうまくいかなくなる可能性があります。

「て」:提案する

「み」と「かん」で自分の状況を共有した後は、「て」- 提案を行います。「○○なので、△△していただけると助かります」「□□したらどうでしょうか?」といったように、具体的な提案をすることで、問題解決への糸口を見つけることができます。「今度からは、○○をお願いできますか?」「資料整理を手伝いましょうか?」など、具体的な行動を提案することで、相手も対応しやすくなります。 提案は、必ずしも相手に受け入れてもらえるとは限りません。しかし、提案をすることで、相手との建設的な話し合いに繋げることができます。

「いいな」:提案の可否を訪ね「否」の場合は代替案を伝える

最後に、「いいな」- 提案の可否を確認し、もし提案が受け入れられない場合は、代替案を提示します。「この提案でいかがでしょうか?」「もし難しいようでしたら、○○という方法もあります」といったように、相手の意見を尊重しながら、より良い解決策を探しましょう。 代替案を用意しておくことで、相手もあなたの真剣さを理解し、より協力的な姿勢で話し合いに臨んでくれるでしょう。 「いいな」は、単に提案を受け入れてもらうためだけでなく、相手との合意形成を図るための重要なステップです。

「みかんっていいな」のアプローチは、職場だけでなく、日常生活の様々な場面で活用できます。 自分の気持ちを素直に伝え、相手との良好なコミュニケーションを築くことで、ストレスを軽減し、より良い人間関係を築くことができるでしょう。 就労移行支援事業所では、ご利用の皆様が「みかんっていいな」を効果的に活用できるよう、個別支援やグループワークなどを通してサポートしています。 自己表現に課題を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。 Tさん、Kさん、Yさん、Sさんなど、多くの方がこの方法でコミュニケーションを改善し、自信を持って就職活動や職場生活を送っています。