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伝えにくい事を伝えるコツ「Iメッセージ」「みかんていいな」で良好な人間関係を築こう

Recently updated on 7月 30th, 2025 at 04:38 pm

伝えにくいことを伝える極意

伝えたいけど、どう伝えればいいか分からず、結局伝えられないことってありますよね。言いたいことが言えずにモヤモヤしたり、誤解されたままコミュニケーションが終わってしまったり…。そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。伝えられないことが積み重なると、ストレスも溜まってしまいます。今回は、伝えにくいことをスムーズに伝えるためのヒントをご紹介いたします。

「I(アイ)メッセージ」を使う

「I(アイ)メッセージ」とは、自分の気持ちを主語にして伝えるコミュニケーション方法です。「あなたは〇〇だから…」「〇〇すべき」といった「You(ユー)メッセージ」とは異なり、「私は〇〇だと感じている」「私は〇〇してほしい」というように、自分の感情や考え、要望を相手に伝えます。

例えば、同僚があなたの机の上の物を無断で使ったとします。「何で勝手に使うの?」と責めるように言うのではなく、「私の物を無断で使われると困ります」と伝えることで、相手はあなたの気持ちを理解しやすくなります。

「Iメッセージ」を使うことで、相手を責めることなく、自分の気持ちを素直に伝えることができます。相手も防御的にならずに、あなたの言葉を受け止めやすくなるでしょう。

「みかんていいな」を使う

「みかんていいな」とは、伝えたい内容を整理するためのフレームワークです。それぞれの言葉の頭文字を取って名付けられています。

「み」は「見て感じたこと」。客観的な事実を伝えます。「机の上に私のペンがありませんでした」のように、具体的な状況を説明しましょう。

「かん」は「感じたこと」。「見て感じたこと」を受けて、自分がどう思ったのかを伝えます。「私のペンがないので、少し不安に感じました」のように、自分の感情を表現することで、相手はあなたの状況をより深く理解できます。併せて、なぜそう感じたのか、理由を説明します。「私はそのペンで、今日中に提出しなければならない書類を作成する予定だったからです」のように、理由を伝えることで、相手はあなたの行動の背景を理解し、共感しやすくなります。

「てい」は「提案」。相手にどうしてほしいのか、具体的な提案をします。「もし見かけたら、教えていただけませんか」や「今後、私の物を借りる際は、一言声をかけていただけますか」のように、具体的な提案をすることで、相手はどのように対応すれば良いかを理解しやすくなります。提案を受け入れてもらった場合、どのような良いことがあるのかを伝えます。「そうすれば、私も安心して仕事に取り組めます」のように、ポジティブな結果を伝えることで、相手は提案を受け入れやすくなります。

「いな」は上記で提案した内容が「否」の場合に代替案や選択肢を伝えます。「もしくは~はどうですか?」等。

「みかんていいな」を使って伝えることで、自分の気持ちを整理し、相手に分かりやすく伝えることができます。また、相手への配慮も示せるため、円滑なコミュニケーションにつながります。

チャレンジドジャパンでコミュニケーションスキルを高めよう

チャレンジドジャパンでは、就労を継続していくために必要なスキルや知識を学ぶことができる様々な講座をご用意しています。コミュニケーションスキル向上のための講座も開催しており、「Iメッセージ」や「みかんていいな」といった具体的な方法を学ぶことができます。

伝えたいことをうまく伝えられるようになると、職場での人間関係もスムーズになり、仕事へのモチベーションも向上します。就労に向けて、そして就労後も、コミュニケーションスキルは非常に重要です。

見学・体験をお待ちしております

ご興味のある方は、ぜひチャレンジドジャパンの見学・体験にお越しください。スタッフ一同、お待ちしております。