fbpx

チャレンジドジャパン・ニュース

News

コーポレート

VRTカードで仕事探し!自分発見の第一歩

VRTカードで自己理解を深め、自分に合った仕事を見つけよう

就労移行支援事業所では、自分に合った仕事を見つけるための様々な取り組みを行っています。その中でも、今回は「VRTカード」を使った自己理解を深める方法についてご紹介します。VRTカードを活用することで、自分の興味や価値観を再発見し、よりスムーズな就職活動につなげることができます。

VRTカードってどんなもの?

VRTカードは、心理検査「職業レディネス・テスト」の職業興味と職務遂行の自信度に関する項目を1枚ずつのカードに印刷したキャリアガイダンスツールです。54枚のカードに様々な職業活動が描かれており、それらを「やりたい」「やりたくない」「どちらともいえない」等に分類することで、自分の興味や価値観を明らかにするツールです。

一見シンプルな分類作業ですが、54枚のカードを見ていく過程で、自分がどんな仕事に魅力を感じ、どんな仕事は避けたいのか、具体的なイメージを持つことができます。これは、就職活動において非常に重要な自己理解の第一歩となります。

6つの職業興味と3つの基礎的志向性

VRTカードでは、背景にある興味や価値観を分析することができます。具体的には、6つの職業興味と3つの基礎的志向性という観点から、自分の特性を理解することができます。

6つの職業興味は、「現実的」「研究的」「芸術的」「社会的」「企業的」「慣習的」に分かれており、それぞれ具体的な職業分野との関連性があります。例えば、「現実的」な興味を持つ人は、機械や道具を扱う仕事にやりがいを感じやすい傾向があります。一方、「社会的」な興味を持つ人は、人とのコミュニケーションを重視する仕事に魅力を感じるでしょう。

3つの基礎的志向性は、「対情報関係志向」「対人関係志向」「対物関係志向」に分類されます。これらは、仕事に対する価値観やモチベーションに関わる要素です。例えば、「対物関係志向」の人は、直接、機械や道具、装置などのいわゆる物を取り扱う業務で自分の力を発揮しやすい傾向があります。

VRTカードを通じてこれらの興味や志向性を理解することで、自分が本当にやりたい仕事、自分に合った仕事を見つけるための手がかりを得ることができます。

VRTカードで自己理解を深めるメリット

VRTカードを活用することで、以下のようなメリットがあります。

自分の興味や価値観を客観的に把握できる:日々の生活の中では気づきにくい、潜在的な興味や価値観を発見することができます。

自分に合った職種を絞り込める:興味や価値観に基づいて、適性のある職種を具体的にイメージすることができます。

就職活動の軸が明確になる:自己理解が深まることで、企業選びや面接での自己PRにも自信を持って臨むことができます。

就職後のミスマッチを防げる:自分の特性に合った仕事を選ぶことで、仕事への満足度を高め、長く働き続けることができます。

就労移行支援事業所での活用

就労移行支援事業所では、VRTカードを用いて結果の解釈や今後の就職活動への活かし方について丁寧にサポートします。

このように、VRTカードは自己理解を深め、自分に合った仕事を見つけるための有効なツールです。就労移行支援事業所では、VRTカード以外にも様々なプログラムを通じて、利用者の皆様の就職活動を支援しています。ぜひお気軽にご相談ください。