クリーニング業務に挑戦しました!

企業実習を経て、今後取り組むべきことが浮き彫りになった
チャレンジドジャパンでは、利用者の皆さまがそれぞれの目標に向けて日々訓練に取り組んでいます。その中で、実際の企業で就労体験を行う「企業実習」は、就職活動の大きな一歩であり、貴重な学びの場となっています。今回は、20代男性がクリーニング業での企業実習に挑戦した様子と、その後の取り組みついてご紹介いたします。
今回実習先として選んだのは、薬剤師の白衣を専門に扱うクリーニング会社でした。普段私たちが目にする白衣は、清潔感と同時に凛とした印象を与えます。その白衣を、新品同様に仕上げる仕事は、まさに「縁の下の力持ち」と言えます。今回の実習では白衣のアイロンがけを中心に、クリーニング業務全般を体験させていただきました。
慣れない作業も多い中、真面目に実習に臨まれました。特に、一枚一枚丁寧にアイロンがけを行う姿は、実習先の方々からも高く評価をいただきました。「根気強く、責任感を持って取り組んでいる」という言葉をいただき、日頃の様子を見ているスタッフも大変嬉しく思いました。実習を通して、ご本人の新たな一面を発見できたことも、大きな収穫でした。
実習を終えて、ご本人が感じたこと
実習を終えて、ご本人と振り返りを行いました。ご本人からは、「覚えることが多かったり、白衣が思うようにたためなかったり大変なこともありましたが、集中し難なく業務に取り組めたと思います。しかし、もう少し他の方とお話しておけばよかったと感じました。」と感想をいただきました。
実習の振り返りを経て、実習を通して得られた自信と、同時に新たな課題に気が付くことができました。「覚えることが多かった」「白衣が思うようにたためなかった」といった言葉の裏には、1つ1つの作業に真剣に取り組んでいた様子が目に浮かびます。そして、「集中し難なく業務に取り組めた」という部分からは、ご本人の自身に繋がった点も窺えました。
さらに、「もう少し他の方とお話しておけばよかった」という反省点は、コミュニケーションが就労において重要な要素であることに気が付けたという点だと思います。今回浮き彫りになった課題を今後の通所の中でトレーニングしていき、就職活動につなげていけるよう、職員一同でサポートしていきます。
チャレンジドジャパンでは利用者の皆様に企業実習の機会を提供しています。実習を通して就労へのイメージを掴んでいただき、就職活動に役立てていただいています。
応募書類の添削等も職員がサポートいたしますので、チャレンジドジャパンで就職を一緒に目指してみませんか?
事業所見学や体験は随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。