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バランス良い食事で夏バテ防止!栄養の基本と「まごわやさしい」

食習慣を見直してみませんか?

近年、生活習慣病が増加傾向にあります。生活習慣病は、食生活、運動習慣、睡眠、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症や進行に大きく関わっている病気の総称です。現代社会の生活環境の変化に伴い、食生活の乱れや運動不足といった生活習慣の乱れが生じやすく、生活習慣病のリスクを高めていると考えられます。

就労を目指す上で、健康管理は非常に重要です。規則正しい生活リズムやバランスの取れた食事を心がけることで、心身ともに健康な状態を維持し、仕事への集中力や持続力を高めることができます。

三大栄養素とビタミン・ミネラル

健康的な食生活を送るためには、栄養バランスの良い食事を摂ることが大切です。人間の身体に必要な栄養素は、大きく分けて「三大栄養素」と「ビタミン・ミネラル」に分類されます。

三大栄養素は、糖質、タンパク質、脂質の3つです。糖質は、主に穀物やイモ類、砂糖などに含まれており、身体のエネルギー源となります。タンパク質は、肉、魚、卵、大豆製品などに含まれ、筋肉や臓器、血液など身体を作る材料となります。脂質は、油脂類や肉類などに含まれ、エネルギー源となるほか、細胞膜やホルモンの構成成分となります。

ビタミンやミネラルは、三大栄養素のようにエネルギー源にはなりませんが、身体の機能を調節するために欠かせない栄養素です。カルシウムや鉄、亜鉛など様々な種類があり、それぞれ異なる役割を担っています。例えば、カルシウムは骨や歯の形成に、鉄は血液中のヘモグロビンの構成に、亜鉛は免疫機能の維持に必要です。

これらの栄養素は、いずれも身体の健康維持に欠かせないものです。偏った食生活は、栄養不足や過剰摂取につながり、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。

健康的な食事「まごわやさしい」

バランスの良い食事を摂るための具体的な方法として、「まごわやさしい」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、健康的な食生活を送るための合言葉のようなもので、それぞれの文字が特定の食品群を表しています。

「ま」は豆類(大豆、枝豆、豆腐など)、「ご」はごま(白ごま、黒ごまなど)、「わ」はわかめなどの海藻類、「や」は野菜類、「さ」は魚介類、「し」はきのこ類、「い」はいも類を表しています。

これらの食品は、それぞれ異なる栄養素を豊富に含んでおり、バランスよく摂取することで、健康維持に役立ちます。例えば、豆類は良質なタンパク質や食物繊維を、魚介類は良質なタンパク質やDHA・EPAなどの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。きのこ類はビタミンDや食物繊維を、いも類はビタミンCや食物繊維を豊富に含んでいます。

暑い夏に負けない健康的なカラダづくりを

夏は気温が高く、体力を消耗しやすい季節です。栄養バランスの取れた食事を心がけ、体調管理に気を配ることで、暑い夏を乗り切りましょう。就労移行支援事業所では、栄養バランスの取れた食事についてのアドバイスも行っています。食生活でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。Kさん(20代男性)は、以前はインスタント食品中心の食生活でしたが、事業所の支援を通して自炊を始め、今ではバランスの良い食事を心がけています。「食生活が改善されてから、体調が良くなり、集中力も上がった」とKさんは笑顔で話してくれました。