約半年間の通所を経て事務補助の仕事へ!~通所中に心掛けて取り組んだこと~

静岡センターに通所し、事務補助の仕事への就職が決まったIさん(60代女性・精神)にインタビューを行いました。通所中に心掛けていたことや、就職活動中に気を付けたことについて、お話を伺いました。
通所開始から就職活動開始までに意識して取り組んだことはありますか?
通所をする中で、長期・中期・短期の目標を立てて、それぞれの目標達成のために具体的に「何をしたら良いか」「どうしたら良いか」を考えて訓練に取り組むようにしていました。訓練内容や物事の優先順位を決める際には、職員に相談しながら進めたことで、より時間を有効的に使うことができたと思います。
自分のスキルの向上に向けて、私はPCでの入力がこれまではかな入力だったため、通所の中でローマ字入力の練習を行う時間を取るようにしました。毎日コツコツと取り組んだことで、就職活動に入るころにはスラスラと文章を入力できるようにりました。
他にも、精神的なストレスを解消したり軽減をするために、就労に直接関わることではありませんが、生活面での悩みも心の中に悩みを溜め込まず、職員の方に相談するようにしていました。
就職活動で苦労した点はありましたか?
応募書類の作成に苦労しました。自分の障害特性をまとめたナビゲーションブックを作成したのですが、「障害について、自己理解できているか。相手に誤解されるような記述になっていないか。」という点に注意しながら作成を進めたました。自分を客観視することは難しかったですが、職員の方から客観的な意見をもらうことで、無事に完成させることができました。
就職活動を進める中で自分なりに頑張っても不採用が続く時期があり、モチベーションが落ちてしまうこともありました。そんな時でも職員の方からの励ましの言葉をいただき、勇気を出して次の応募へと進むことができました。
就職後に頑張っていきたいことを教えてください!
まずは誠心誠意努めて職場に少しでも貢献し、年齢を重ねても働き続けていけるよう頑張っていきたいです。
就職後もこれまでコツコツとりくんできたタイピング練習を継続していき、スピードが落ちていかないように練習を続けて、業務にも役立てていきたいです。
Iさん、インタビューありがとうございました。
静岡センターではIさんが就職後も継続して勤務していけるように、引き続き支援を行っていきます。