相手を認め、自分を認めることの大切さ
暖かい日が続いておりましたが、先日は降雪もありまだまだ冬が続いていることを実感します。
皆様もどうかご自愛ください。
先日行ったグループワークをご紹介!
さて、盛岡センターではチームビルディングゲーム「トーキングインザパーク」と「セルフケアの道具箱を増やそう!」を行いました。今回はその様子をご紹介いたします!
まず前半では、チームビルディングゲーム「トーキングインザパーク」を行いました。「トーキングインザパーク」とはメンバーへの想いを会話形式で伝えるゲームです。参加者は全員が雑談をしているという設定で、一人が寝たふりをします。一人が寝たふりをしたら、残ったメンバーは「(寝た人に)感謝していること」「すごいと思っていること」「今後話してみたいこと」などを語り合います。面と向かって話すことの少ない本音やメッセージを伝えることができるゲームとなっています。

それぞれのチームからは、「髪型が似合っていて素敵だなと思っています」や「いつも真剣に訓練に励んでいてすごいなと思います」などポジティブな言葉が出ており、利用者さんの心の温かさを感じていました。それぞれのメンバーの良さや素敵なところを認め合える機会になったと思います。
後半は「セルフケアの道具箱を増やそう!」を行いました。
皆様は深く落ち込み、苦しいと感じた経験はありますか?苦しさでいっぱいになってしまったとき、「今までできていたことができなくなってしまう」ことや「今まで好きだったことに興味が持てなくなってしまう」ことがあります。そんな時こそ落ち込んだ自分を落ち着かせる「セルフケア」が必要になります!
セルフケアとは「まずは大きく深呼吸してみる」、「辛いと感じたことを大きな紙に書き出してみる」や「柔らかいものに包まる」など自分自身の辛い気持ちを認め、落ち着かせるものが挙げられます。講座では、利用者さんご自身の「セルフケアの道具箱」を増やすための方法を学びました。
参加された利用者さんからは、「簡単にできそうなものも多かったので実践してみようと思います」や「苦しさが自分の心を占める状態に陥ってしまうことがあるかもしれないので、今日の学びを活かします」という感想が聞かれました。
辛いと感じている時こそ相手の頑張りを認めるだけではなく、自分自身の頑張りを認めることも重要です。
社会に出て仕事に就いた時も相手と自分を認めることで、清々しい気持ちで日々を乗り越えることができると思います。皆様もぜひ目の前にいる相手の良いところを見つけながらも、自分自身を振り返り、「わたしの素敵なところ」を見つけて、日々の自分を労わり、褒めてあげてください。
チャレンジドジャパンでは、上記内容のほか、就職に向けた訓練等一人一人に合わせたプログラムを用意しています。見学・体験も随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。