職業スキル講座~スキャン~
皆さんこんにちは。宇都宮センターです。
2月20日はアレルギーの日だそうです。スギ花粉の時期になり、花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
アレルギーを緩和するのにチョコレートやコーヒー紅茶などに多く含まれているポリフェノールを摂取すると良いそうです。
バレンタインでチョコレートがたくさん売られているこの季節。チョコレートを食べながらコーヒーや紅茶でゆっくりブレイクするのもいいですね。
職業スキルとは?
今回はより実務的な訓練を行う、職業スキル講座についてのご紹介です。
職業スキル講座は、集中して正確に作業を完了できるスキルの習得や、複数人で協力して作業を行うスキルを身に着ける目的で行われている講座です。
宇都宮センターでは全7種類の訓練を行っており、今回はその中でも難易度の高い、スキャン実習についてご紹介します。
スキャン実習について

スキャン実習とは、複合機のスキャナを使って、書類を読み込み、PDFのデータにするという作業です。
この作業はスキャンをする人、確認をする人の2人ペアで行います。
- 【作業の流れ】
- ①準備
- ・スキャンに必要な備品類を準備をする
- ②スキャン準備
- ・「未処理」と書かれたトレーの中にある書類を分類し、束ごとにスキャン確認書を作成する
- ・書類の束とスキャン確認書をダブルクリップで留め、「スキャン用」と書かれたトレーに入れる
- ③スキャン
- ・複合機で書類のスキャンをする
- ・スキャンしたPDFファイルの名前を変更し、指定のフォルダに格納する
- ・書類を「スキャン用」のトレーに戻す
- ④検品(作業をチェンジ)
- ・指定のフォルダに格納されているデータを確認し、正しく読み取りができているか確認
- →【正しくできている場合】
- スキャン確認書の「問題なし」に〇をつけ、書類は「処理済み」のトレーに、データも「処理済み」フォルダににいれる
- →【正しくできていない場合】
- スキャン確認書の「取り直し」に〇をつけ、理由を記入。書類は「取り直し」のトレーに、データも「取り直し」フォルダにいれる
- ⑤振り返り
- ・「取り直し」のトレーに入った確認書をみて、取り直しの理由とデータを確認する
読み取りをする際、出来上がりをイメージして置き方を工夫しないと、向きが逆になってしまったり、切れてしまったりということがあり、
慣れないと難易度が高い作業になっています。
参加された利用者さんも繰り返し指示書を確認しながら、ミスなくスキャンができるように取り組んでいます。
実際に就職後にスキャンをする場面があり、やったことがなくて困った、聞けなかった、という方もいるかもしれません。
チャレンジドジャパンは就職活動だけでなく、就労に必要なスキルを身につける場なので、何度聞いても、何度間違えても問題ありません。
ご自身にあった作業をご自身にあったスピードで身に着けてスキルアップしていけるようにサポートをしています。
今回ご紹介したスキャン実習の他にも実践的なスキルが身に着けられる講座を開催していますので、興味がある方は是非一度見学、体験にいらしてください。
スタッフ一同心よりお待ちしておりますので、お気軽にお問合せください。