企業実習に参加された方へインタビュー🎤
障害者雇用における企業実習は、企業の労働環境や人間関係、業務内容等の実際を体感出来る貴重な機会です。企業実習に参加する事でアンマッチを防ぐ事が期待出来ます。ハローワークや転職サイトを活用して就職活動する場合と異なり、就労移行支援事業所の利用者さんは企業実習に参加する事が出来ます。
本日は、企業実習に参加されたMさんのインタビュー記事をお送りします。


Q実習お疲れ様でした。率直に実習のご感想をお聞かせください。ズバリ、実習に参加して良かったですか?
A良かったと思っています。理由としては説明会ではわからなかった職場の雰囲気や働いてる人を直接見て感じることができたので。
Q企業説明会参加段階では、実習先企業に対して否定的な印象をお持ちでしたね。どうしてそのような印象を持たれたのでしょうか?また、それでも実習に参加された理由はなんですか?
A説明会を聞きに行った時、あまりにも良い話ばかりで、良いところだけアピールしているように思えて「入ってみたら実際は違うんじゃないか」と少し身構えてしまいました。「それなら尚更企業実態を確認するために実習参加してみれば?自分の印象が合っているのか、確かめてみればいいじゃない」と支援員さんから後押しされ、参加することにしました。
Q印象で判断せず、事実を元に判断しようと思われたんですね。実習参加に向けて、実習前・中・後に取り組んだこと、改善を試みたことはございますか?
A実習前、自分は朝が弱いので遅刻するのではという不安がありましたので、支援員さんと相談して通勤訓練を実習参加前に行いました。実習中は、今まで積み重ねてきたキャリアや訓練の成果をすべて発揮する場だと思い、すべてを出し切りました。実習後は、企業さんから頂いた改善案のフィードバックを元に、残りの訓練期間は何をすべきか支援員さんと相談し、個別訓練に取り入れました。
Q通勤訓練のおかげか、遅刻せず実習参加出来ましたね。実習前に通勤訓練をされた点は、企業様から高評価を得られました。実習中は具体的に何をされたのでしょうか?毎日あった振り返り面談ではどのようなお話をされたのですか?
A実習中は3日間以下の日程でした。振り返り面談では自分の人柄や実習中の取り組み姿勢について良い部分ともっと良くできる部分をご指摘頂きました。

Q就労後実際に指導を頂くかもしれない上司になるかもしれない方々に、リアルタイムにフィードバックを頂けるのは大変ありがたいですね。3日間の実習後、企業に対する印象は変わりましたか?応募したいと思われましたでしょうか?
A印象は変わって、応募しました。説明会では見えなかった部分が実習参加で見えるようになり、説明会通り、いやそれ以上に素晴らしい企業であったなと。話を聞くだけでは分からないことがあるんだなと実感しました。応募した理由は人の雰囲気が良く、長く続けることが出来そうだなと感じたのと、まだまだ事業拡大中の急成長中の企業だったので、将来キャリアップや仕事の幅の広がりが望めるかもしれないと考えたからです。
実習成果に高評価を頂いたおかげで最終面接に進む機会を得られたので、最後まで気を抜かず内定を得られるように頑張ります。
以上、Mさんの企業実習インタビューでした。応募後、見事企業から内定を頂いたMさんのニュース記事は後日談でお送りします。お楽しみに。