CJコンサル活動報告:学校向けコンサルティング②
チャレンジドジャパンでは就労支援のノウハウを生かして「学校コンサルテーション」をおこなっています。
今回は学校コンサルテーションで実施している就労アセスメントについて、もう少し詳しくご紹介したいと思います。
就労アセスメントで何がわかるのか?
就労アセスメントでは以下の6つのカテゴリーの評価をおこないます。
①~⑥のいずれも、仕事に就き、仕事を続けていくために必要とされるスキルと言われています。
① 作業スキル(得意な作業、苦手な作業)
② 行動スキル(報連相、援助要求、生産性、丁寧さなど)
③ 日常生活スキル(時間管理、お金の管理など)
④ 余暇スキル(自由時間の過ごし方、興味関心など)
⑤ コミュニケーションスキル(情報の受信・発信)
⑥ 対人スキル(挨拶、反応、会話など)
ただし評価といっても、得点化したり等級やレベルをつけたりする類のものではありません。
就労アセスメントでは「どの程度のスキルを持っているのか?」と把握するのと同時に、程度が満たないスキルに関しては身に付けていくためにどのような支援や指導をしていけばいいのか?という“伸びしろ”と“手立て”を一緒に検討することを目的としています。
次回は、就労アセスメントを使うメリットとして具体的な活用事例をご紹介していきます。