チャレンジドジャパン一年に一回のイベント!
チャレンジドジャパンでは、全センターの利用者とスタッフが参加するイベントがあります。
通年12月に日々取り組んでいる訓練の記録を競い、その結果から表彰を目指そう!というイベントを開催しております。今年の競技種目は、【タイピング部門】【ボールペンの分解組立部門】【数値チェック部門】【アンケート仕分け部門】の4種です。
【タイピング部門】
パソコンのタイピングの速さと正確性を身に付けるため、日頃タイピング練習に取り組んだ訓練の成果を発揮する部門です。
【ボールペンの分解組立部門】
軽作業訓練として行っている3色ボールペンを分解し、写真付きのマニュアルに従い組み立てる部門です。作業の速さはもちろんですが、成果物が問題なく動作する正確性も求められます。また、細かい部品を失くしたりしないように作業台の整理整頓や物品を整然と仕舞う気遣いも必要になってきます。
【数値チェック部門】
模擬の納品書と請求書に記載してある金額に誤りがないかを確認し、誤りのあった箇所にマニュアルの案内に従い訂正を記入する作業を指します。数字を連続で確認しますので、見間違いをしない工夫や連続で納品書と請求書各12枚の書類を確認するため継続して集中力が求められます。
【アンケート仕分け部門】
模擬のアンケート100枚を既定の分類に仕分ける時間と正確性を競う部門です。今回は100枚のアンケート票をルールに沿って47つに仕分けます。ある程度広いスペースを要しますので作業場を整える手間や連続100枚の紙の内容を確認する必要があるため、集中力を要します。ミスを防ぐためにダブルチェックする手間を掛けると更に正確性は向上します。
利用者の皆さんは日々集中して訓練に取り組んでいます。最終目標はもちろん希望の職場への就職ですが、安心して長期的に働くためには訓練や実習など準備期間を要します。チャレンジドジャパンカップでは、選択した部門の一年間の集大成を記録として残します。モチベーション維持と自己評価向上に繋がり、表彰と言う客観的評価を得る機会でもあります。
本番に向け個別トレーニングの時間に皆さん各自練習に取り組んでいる姿を見て、むしろ私たちスタッフも頑張らなければ!と勇気づけられます。
今回ご紹介した訓練にご興味のある方は、ぜひ見学や体験をしてみてください。いつでもお待ちしております。