報連相の大切さ
一気に気温が下がり、10℃を下回る日も出てきました。そろそろ、こたつが恋しくなる季節になってまいりましたが、皆様体調はお変わりないでしょうか?
さて突然ですが皆さん、報告・連絡・相談を行うことは得意でしょうか?言葉で伝えることに苦手意識があったり、話している間に自分が何を伝えたいのかよくわからなくなってしまう方もいらっしゃるかと思います。実は私も後者で、何度もうまく伝えられず落ち込んでしまった経験があります。
しかし、働くうえで報告・連絡・相談は必須です。今回は、先日ビジネスマナーのプログラムで実施した内容についてご紹介します。
ビジネスマナーとは
プログラムビジネスマナーを実施する目的は、「社会人としての常識を知り、働くうえでのマナーを身につけるため」です。 仕事をするうえで必要となる基本行動について学び、身だしなみ・あいさつ・言葉づかいなど社会人としてふさわしいふるまいを身につけるとともに、 報告・連絡・相談、来客応対など職場における基本的なルールやマナーについて学んでいきます。
報連相の重要性
報連相が重要とされる理由として、効率的に業務を遂行することが挙げられます。上司、部下、同僚とコミュニケーションをとることでミスやトラブルを減らし、仕事の効率を上げることができます。
報告・連絡・相談それぞれにポイントは多数ありますが、全体としてのポイントは大きく分けて5点あります。
1点目が緊急度の考慮、2点目は所要時間の見積もり、3点目が相手の状況を配慮(緊急要件は例外)、4点目が伝達方法の決定、5点目が話す内容の整理です。このような点を意識し適切に行うよう心掛けることが大切です。
報連相を行う際にうまく言葉で伝えられない方でも、メモを見ながらであればスムーズに伝えることができるかもしれません。そのために活用できる5W1Hについて説明します。
相手に伝えるコツ
正確な情報を伝えるために5W1Hという方法があります。
5W1Hとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのくらい)を表します。これらを使用することで相手へ更に分かりやすく伝えることができます。
例えば、遅刻の連絡を行う場合、「When=今、Who=自宅近くの駅、Who=私が、What=遅刻しそう、Why=突然の腹痛のため、How=30分ほど」のようにメモをしておくことで、相手に順序立てて伝えることができるのではないでしょうか。
チャレンジドジャパンでは、実際の職場を想定した報連相を訓練の中で学び、実践することでビジネスマナーのスキルアップを図ることができます。見学、体験を随時受け付けておりますので、ご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。