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【講座紹介】対人行動ワークショップ~さわやかなコミュニケーションを目指して~

チャレンジドジャパンでは対人行動でのスキルアップを目指すために「よりよい人間関係をはぐくむコミュニケーションセミナー」を実施しています。ですが、プログラムを受講するだけでは、自分も相手も大切にしたアサーティブなコミュニケーションになかなかつながらないのが実情です。そこで、よりよいコミュニケーションをするにはどうすればよいのかをみなさんで検討する「対人行動ワークショップ」を定期的に行っています。
今回はワークショップの内容や、実際の事例をご紹介します。



アサーティブなコミュニケーションとは?

アサーティブなコミュニケーションとは、自分も相手も大事にした上で主張はしっかり行うものの、相手は傷つけない上手なコミュニケーション方法のことです。
コミュニケーションの傾向は、下記の3つのタイプに分類されます。



対人行動ワークショップの目的

おどおどさん、いばりやさんのコミュニケーションになってしまった場面について、何故アサーティブになれなかったのか、どうすればアサーティブに対応できたかをワークショップ内で検討します。身近な事例について、当事者意識をもってよりよいコミュニケーションについて考えることにより、実際の場面でもアサーティブな言動を増やしていくことが目的です。

例えば「相手の気分を害するのではないかと気がかりで、言いにくいことを言えずに悩んでしまった場面」「ついカッとなって、相手に自分の言いたいことをぶつけてしまった場面」など、コミュニケーション後にもやもやとした気持ちが残るような場面についてワークショップで取り上げていきます。



ワークショップで取り上げた事例



利用者さんからの意見

・こぼされたのはびっくりしたと思うけど、ウエイターさんは気づいていないだけで、誰にでも失敗はある。
・「すみません」というクッション言葉から始めて、落ち着いて話すと相手も聞きやすい。
・「こぼしてますよ!」と怒るのではなく、おしぼりがほしいことを冷静に伝えて、現実的に対処するのがよい。
・「おしぼりがほしいんですけど!」ではなく、「いただけますか?」と丁寧に伝えることで相手を傷つけず、自分にとっても心地よいコミュニケーションになりそう。




ワークショップの効果

実例に基づいた題材をテーマにすることで、当事者意識をもってコミュニケーションの検討をすることができます。実際にコミュニケーションで困った場面を想起することで、日ごろのコミュニケーションにおいて「今アサーティブに対応できているかな?」と意識が向くことも大切です。

コミュニケーションの形に正解はありませんが、自分も相手も大切にして、心地よく過ごすためのスキルを身につけるために、対人ワークショップがとても大切な学びの場となっています。