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配慮を受けて働くってどういうこと?

Recently updated on 10月 6th, 2024 at 02:13 am

 

皆さんは、「オープン就労」「クローズ就労」という言葉をご存じですか? この二つの言葉、違いを知っておくことは長く働く上でとても大切なことです。

 

オープン就労とは

 

オープン就労とは就職先に障害や病気を開示して働くことを指します。主に障害者雇用がこれに該当しますが、一部一般雇用でも就職先に障害、病気を開示して働くケースもあります。

 

最大のメリットは、障害に対する合理的配慮が受けられる点です。例えば、聴覚過敏の方であれば「仕事中に耳栓をする」、曖昧な言葉が分かりにくい方であれば「具体的な指示をお願いする」といった合理的な配慮にあたります。これにより、働きやすい環境が整い、長く勤めるためのサポートも受けやすくなります。

また、オープン就労では採用試験時に支援者の同行を依頼でき、必要に応じて支援者にフォローしてもらえることもあります。

デメリットとしては、配慮が受けにくい職種の求人が少なく、選択肢の幅が少なくなる傾向があります。

 

クローズ就労とは?

 

クローズ就労とは就職先に障害や病気を開示せずに一般枠で働くことを指します。

メリットは、職種に制限がなく求人数が多く、結果的に賃金も高い傾向があることです。さまざまな職種から選べるため、自分に合った仕事を見つけやすいと言えます。

 

デメリットとしては、障害を開示しないため、勤務形態や業務内容で配慮を受けることが出来ず、通院などのスケジュール調整が困難になることがあります。また、周囲に障害が知られてしまうのではないかという不安を常に抱えることになり、ストレスの原因となることがあります。最悪の場合、会社で薬を飲むこともできない……といった事態にも陥りがちです。

 

一人ひとりにあった働き方を見つけるサポート

 

チャレンジドジャパンでは、オープン就労でもクローズ就労でも、利用者一人ひとりに合った働き方を見つけるサポートを行っています。

どちらか一方を目指す、あるいは両方を視野に入れて就職活動をすることも可能です。どちらの働き方が自分に合っているか悩んでいる方は、お気軽にお問い合わせください。見学・体験も随時承っております。