自己理解～心の黄色信号に気付いた時は？～

お盆も終わり、日常が戻ってまいりましたが、吹く風に少しずつ秋らしさを感じるようになってきましたね。皆様、寒暖差で体調を崩してはいないでしょうか？天気予報を見ると新しい台風が発生し、関東・東北地方を直撃するようなニュースが聞かれます。災害への備えをしつつ、体調管理も行いましょう。

さて、今回はチャレンジドジャパンのプログラム「自己理解」についてご紹介します。

自己理解とは？

プログラム「自己理解」を実施する目的は、「自身の症状や障がい特性を理解したうえで、不調になった時の対処方法を身につける」為です。調子が良い時の自分、調子を崩した時の自分について日頃を振り返りながら整理したうえで、調子が良い自分をキープするための方法、調子を崩した時には回復する為の対処方法を考えます。最終的な成果物として、自分自身がいつも元気でいられるための「ワタシの取扱説明書」を作っていただきます。

全8回にわたる講座の中で、今回は先日行った第6回「注意サインに気付いた時の対応プラン」についてご紹介します。

注意サインと対処法について考えよう！

注意サインと聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか？「注意」という言葉が先頭についているため、少し不安な感じを受けるかもしれません。人間は誰しも調子のよい時ばかりではなく、心に乱れが生じてしまうことがあります。そこで感じたかすかな乱れに気をとめて、ちょっとした対応をすることで、乱れを整えおだやかな流れに戻すことが出来ます。注意サインをそのままにして何も対処しなければ調子は下がってしまいますが、対処法を実践すれば大きな乱れを起こすことなく「良い感じの自分」に戻すことが出来ます。

調子が悪化する前に対処することで、「良い感じの自分」に戻す時間も短縮されます。注意サインは危険を知らせるものというより、頑張りすぎている自分を少し立ち止まって見つめ直してみるサインと捉えていただき、また新たに頑張るための休息期間として受け止めましょう。

チャレンジドジャパンでは、自分への理解を深め、安定した体調を保ちながら過ごすためのプログラムを行っております。今一度、自分自身を見つめ直してみませんか？ご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。