【講座紹介】人間関係を深めるコミュニケーションとは
あまりよく知らない相手と話すと会話が続かなくて気まずい、ということはありませんか?
チャレンジドジャパン通所する方の中にも、コミュニケーションが苦手という方は少なくありません。しかし、日ごろの人づきあいや職場で円滑に仕事を進めるために、コミュニケーションは欠かせないもの。中でもテーマが曖昧な「雑談」は、コミュニケーションに苦手意識がある方にはハードルが高いと感じられるかもしれません。
チャレンジドジャパン海老名センターでは、コミュニケーションを学ぶ「対人行動講座」を行っており、円滑な対人関係を構築できる方法を学ぶことができます。
今回は、会話によって相手との仲を深める方法についてご紹介します。
会話が弾む“おまけのひとこと
より人間関係を深めるための一つの手段として「会話」があります。会話はよくキャッチボールに例えられますが、相手からもらったボールをうまく返せないと、キャッチボールはすぐに終わってしまいます。
例えば、
「何人家族ですか?」という質問に「3人です」
とだけ答えると、あまり親しくない間柄ではすぐに途切れてしまいます。
そこで、質問の答えにおまけのひとことが効果を発揮します。
質問の答えにもう一言だけ付け加えてみます。
相手「何人家族ですか?」
あなた「3人です。父と母、あと犬が一匹います」
相手「そうなんですね、私も犬が好きで実家で飼っています」
あなた「かわいいでしょうね。犬種はなんですか?」
(会話が続く…)
このように「父と母、あと犬が一匹います。」というおまけのひとことのおかげで話が弾み、さらに自分との共通点や相手のことを知るきっかけにもなるのです。
「話が弾む!」を実感しよう
対人行動の講座では、2人組になりおまけのひとことを入れて、実際に会話をしてもらいます。
「スポーツは好きですか?」の問いには「野球が好きです。特にメジャーリーグが好きです。」「猫と犬のどちらが好きですか?」には「犬が好きで、家ではチワワを買っています」などなど。
ほんのひとこと付け加えるだけで会話がどんどん繋がっていき、楽しいコミュニケーションを体感することができます。皆さんの話が尽きないので、講師は毎回終了のタイミングに躊躇してしまうほど。実際に参加された利用者さんからは「簡単な方法なのに話が盛り上がって楽しめた」などの感想を頂いています。
簡単な方法なので、会話が苦手という方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
対人行動講座では、より良い人間関係をはぐくむために「言いたいことは言う、相手のことも尊重して話を聞く」というコミュニケーションの基本から、今回紹介したような会話を楽しむためのちょっとしたコツまで、多角的な視点からコミュニケーションスキルを学ぶことができます。
講座は見学や体験でも受講することができますので、興味をお持ちの方はお気軽にお問合せください。